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書籍をつつく153 - 建前の裏側を垣間見れる良書

ここ最近で一番面白かったのがこの本です。




この本は原発村の生態を描いた本です。その描写が実にリアルです。
大大の想像はついていましたが、こうやって改めて読むと、背筋が寒くなります。
ホラー小説よりも怖かったです。
それにしても、日本の国家システムは本当に酷い状態です。
問題の本質は「思考停止」にあると思います。
原発村の人を擁護するつもりは毛頭ありませんが、国民が何も考えなければ、こうなるのは自明です。
人間は理想で飯を食えません。善人に利益を悪人に不利益を与えるシステムを構築していないから、飯を食うために、悪貨が良貨を駆逐するのは当たり前です。
私もその「考えない国民」のうちの一人なので反省しました。
今のままだと、原発事故が多発してもおかしくありません。
何はともあれ、日本人の基礎教養として、原発問題は知っておいたほうがいいと思います。
この本を読んで、報道されていない本音を知りましょう。
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テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

書籍をつつく152 - お勧め数学書

 これから、数学を学習しようと考えている人の役に立つかもしれないので、私が気に入った数学書を紹介します。














他にも読んでいますが、今のところ思いつくのはこれだけです。どの本が良いのかは人それぞれですので、本屋さんで見て、自分の感性に従って選べばいいと思います。

テーマ : 数学
ジャンル : コンピュータ

書籍をつつく151 - 数独。技術者の息抜きに最適♪

私は以前数独にはまりました。今でもたまにしています。簡単なルールで奥が深いので息抜きに最適です。
ルールは実に簡単。9×9のマス目に、1から9の数字を重ならないように並べるだけです。ルールを聞いたら、「そんなの面白いか?」と疑問に思うでしょうが、やってみるとすぐに夢中になります。
おまけに、脳を鍛えてくれるらしいです。




どれぐらい嵌っていたのかというと、激辛レベルの数独を10分以内に解くぐらいです。トレーニングしたらもっと速く解けそうですが、そこまでする必要はないと思って止めました。初めは難しいと思うでしょうが、2、3問解けば初級レベルでは困らなくなると思います。そこから数独はぐんと楽しくなります。是非、お試しあれ。

テーマ : 数学
ジャンル : コンピュータ

書籍をつつく150 - 集合・位相入門。集合論を堪能しよう。

 私が集合論にはまるきっかけを与えてくれたのがこの本です。



数学というと、酷い教育のせいで面白くないものだと思われています。しかし本当の数学は面白いです。私は休日にこの本を読んで、有意義な時間を過ごしました。しかもただ面白いだけではなくて、私はこの本を読んで新しいプログラミングスタイルまで思いつきました。集合論は知的な刺激を与えてくれます。
 集合論で遊んで技術力をアップさせよう♪集合理論は人生に潤いをもたらしてくると思います。技術者をやっている人は、この手のものも好きだと思います。ご堪能あれ。

テーマ : 数学
ジャンル : コンピュータ

書籍をつつく149 - Windowsに関わる全ての人が読むべき聖書。インサイドWindows 第6版 上

情報システムの開発に関わる人は絶対に読むべきだと思う本があります。
それが、この世界で名高い



です。この本はWindowsの内部と調査方法について詳しく書いています。



とセットで読むと、開発能力UP間違いなしです。

テーマ : 情報処理技術
ジャンル : コンピュータ

書籍をつつく148 - 圏論の基礎復活!

モナドが気になる人が読めばいいとされている専門書が復活したピヨ。



ボクは手に入らなくて困っていたんだよね。そんな人多いと思う。そんな人はチャンスだピヨ。また廃刊になるかもしれないピヨ。廃刊になる前にゲットしよう。ただし、僕も読んだ事がないからこの本でモナドが分かるかどうかは不明ピヨ。ボクは新しい知を求めて数学を啄んでいるから気にしないけど、数学が嫌いな人は注意した方がいいピヨ。

テーマ : 新刊・予約
ジャンル : 本・雑誌

書籍をつつく148 - Windows Sysinternals徹底解説。プロならば読むべし!

これは文句なしの名著。Windows Sysinternalsはプロならば誰しも使った事があると思うピヨ。でも、今まで解説書もなく活かしきれないという人も多かったと思うピヨ。でも、もう安心♪これを読めばツールの使い方が分かるピヨ♪



WindowsOSをより深く知りたい人、トラブルを解決したい人、システムを管理している人、Windowsを仕事で使用する人・・・兎に角、あらゆるWindows使いにお勧めするピヨッ♪
新設かつ丁寧に書かれているから安心して読めるピヨ。


他の本のレビューも読みたいピヨな人は書籍レビュー目次をチェックしてね♪

テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

書籍をつつく147-ゲームプログラマのためのC++。良書のにおいがする本。

美味しそうな本を発見したピヨ♪



監修者からのコメントの「C++に関する基本的な知識の上に立脚する本書は最初に継承、多態性、参照、キャストなど言語的基礎をもう一度メモリレベルの内部実装まで掘り下げて解説します。」に非常に引きつけられたピヨ。この部分だけでも買いだと思う。

テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

書籍をつつく147 - Scalaスケーラブルプログラミング第2版。やっぱりバイブル本。

最近書籍レビューしていなかったけど、気になる本が発売されているピヨ♪



もう第2版が発売されているのか・・・
それだけこの本が流行っている証拠だと思うピヨ。
それに、Scalaも注目されているみたいピヨ。
囀りたいけど、ひとまず目次を紹介するピヨ。


【目次】
第01章 スケーラブルな言語
第02章 Scalaプログラミングの第一歩
第03章 Scalaプログラミングの次の一歩
第04章 クラスとオブジェクト
第05章 基本型と演算子
第06章 関数型スタイルのオブジェクト
第07章 組み込みの制御構造
第08章 関数とクロージャー
第09章 制御の抽象化
第10章 合成と継承
第11章 Scalaの階層構造
第12章 トレイト
第13章 パッケージとインポート
第14章 表明と単体テスト
第15章 ケースクラスとパターンマッチ
第16章 リストの操作
第17章 コレクション
第18章 ステートフルオブジェクト
第19章 型のパラメーター化
第20章 抽象メンバー
第21章 暗黙の型変換とパラメーター
第22章 リストの実装
第23章 for式の再説
第24章 ScalaコレクションAPI
第25章 Scalaコレクションのアーキテクチャ
第26章 抽出子
第27章 アノテーション
第28章 XMLの操作
第29章 オブジェクトを使ったモジュラープログラミング
第30章 オブジェクトの等価性
第31章 ScalaとJavaの結合
第32章 アクターと並行プログラミング
第33章 パーサー・コンビネーター
第34章 GUIプログラミング
第35章 SCellsスプレッドシート
  ※     ※
特別付録 Scala 2.9の新機能


気になる第1版との違いは、Amazonの紹介によるとコレクションにあるらしいピヨ。具体的には、普通のコレクションと並列コレクションが紹介されているピヨ。やっぱり時代は並列処理。並列コレクションは普通のものになった事が伺えるピヨ。
さらに、バージョン2.8に対応し、付録で2.9も紹介されているピヨ。他には、構造的サブ型、implicitsの新しいルール、パッケージオブジェクト、名前付きパラメーターとデフォルトパラメーター、ケースクラスでのcopyメソッドとかの記述がふえているピヨ。100ページほど増えたから全版を持っている人は買いピヨ。
第1版を買っていない人は、プログラミングをしているならば是非買うべきピヨ。Scalaはモダンなのプログラミングを実現するよい言語ピヨ。だから、Scalaを学ぶ事により、JavaとかC#とかVBを使っている人も読んでおいた方がいいピヨ。きっと、同じ様な機能が将来追加されるピヨ♪個人的にはトレイトが欲しいピヨ。
ScalaはJavaを超えているとボクは思うピヨ。もしかしたら、JavaよりもScalaが主流になるかもしれないピヨ。時代を先取りするために是非この本を読もう。


他の本のレビューも読みたいピヨな人は書籍レビュー目次をチェックしてね♪

テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

書籍をつつく146-Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求。お得な良作。

 久しぶりに書籍のレビューをするピヨ♪ここ最近僕が読んだのがこの本ピヨ。



この本は著名なプログラマへのインタビュー集ピヨ。なんとあのクヌース先生のインタビューもあるピヨッ♪

【書籍目次】
訳者序文
イントロダクション
謝辞
第1章 ジェイミー・ザウィンスキー
第2章 ブラッド・フィッツパトリック
第3章 ダグラス・クロックフォード
第4章 ブレンダン・アイク
第5章 ジョシュア・ブロック
第6章 ジョー・アームストロング
第7章 サイモン・ペイトン・ジョーンズ
第8章 ピーター・ノーヴィグ
第9章 ガイ・スティール
第10章 ダン・インガルス
第11章 L・ピーター・ドイチュ
第12章 ケン・トンプソン
第13章 フラン・アレン
第14章 バーニー・コーセル
第15章 ドナルド・クヌース
参考文献 

 この本の目玉はインタビューする人も実力者である事ピヨ。そのお陰でディープな話しが聞けるピヨ。といっても、発想そのものは僕たちと変わらないから心配ご無用。殆ど僕と同じ意見だったピヨ。彼らは正真正銘凄い人なのだけど、僕たちと同じ人間ピヨ(僕は鳥だけどね)。だから初心者でも楽しく読めると思うピヨ。
 類似書に実録!天才プログラマー (マイクロソフトプレスシリーズ)があるんだけど、出版年月日を考えると当然のことながらこの本の方が時代に即した事が書いてあるピヨ。例えば並列処理や、現代の技術は階層化しすぎ!なんて話題が出てくる。純粋に読み物として面白いピヨ♪
 ただ一つ気になったのは、思想が少し偏っている事ピヨ。C++好きが独りぐらい居てもいいじゃないかと思うんだけど、この15人はC++にあんまりいい印象を持っていないみたい。Unix思想であるシンプル・イズ・ベストな人ばかりピヨォ。別にそれは間違っていないと思うんだけど、C++の危険さや多様性が好きな僕としてはちょっと不満ピヨ。テンプレートメタプログラミングの魅力を語る著名人の言葉も聞きたいな♪一方Perlの扱いは実に面白い。買った人はPerlについての発言を注目すると面白いと思う。
 その他にも色々面白い話が聞けたピヨ。「プログラミングは若い人に向いているか」とか「デバッグのやり方は?」とか「プロジェクトの管理について」とか「他人がコーディングしたコードの読み方」などツボを押さえた話題が読めるピヨ。
 この本をお勧めするのは、プログラミングに関わる人全員ピヨ。お値段の割にはページ数が多く、おまけに内容も濃いから、色々な楽しみ方が出来ると思う。中身がなくページ数だけが多い本ではないピヨ。もちろんためになる事が沢山書かれているから、直ぐにゲットして休日に読む事をお勧めするピヨ。素敵な休日が約束されているピヨ。

テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

プロフィール

インドリ

Author:インドリ
みなさん、はじめまして、
コンニチハ。

ボクは、無限の夢(infinity dream)を持つネタ好きな虹色の鳥インドリ(in dre)です。
色々な情報処理技術を啄ばむから楽しみにしてね。

http://twitter.com/indori
は別人による嫌がらせ行為です。
私とは関係ないので注意して下さい。
次はなりすましブログなどをするかもしれませんが、ここ以外でブログをするつもりがないので、ここ以外にインドリのブログがあったとしても無視してください。


何度言っても分からない人がいるので、ここにコメント欄へ書き込むときの注意事項を書きます。


一、社会人としてのマナーをわきまえましょう。
一、妄想に基づく書き込みを止めてください。
一、暴言の類は書かないで下さい。
一、某誹謗中傷サイトの書き込みは彼らの妄想に基づく書き込みですから無視して、ここへ書き込まないで下さい。
一、コメント書く前に他のコメントよく読んでから行って下さい。
一、言いがかかり等の行為を禁止します。
一、その他常識的に考えて迷惑なコメントはしないで下さい。


以上のルールを守れない人のコメントは削除します。



利用上の注意
ここに紹介してある文章およびプログラムコードは正確であるように心がけておりますが、内容を保証するものではありません。当サイトの内容によって生じた損害については、一切の責任を負いませんので御了承ください。


執筆したCodeZineの記事


【VB.NETで仮想CPUを作ろう】

  1. VB.NETで仮想CPUを作ろう
  2. レジスタの実装
  3. 仮想CPUのGUI化
  4. テストドライバの改良
  5. CPUの基礎動作の実装
  6. MOV命令の実装
  7. ADD命令実装
  8. SUB命令実装
  9. INC命令&DEC命令の実装と命令長
  10. MLU命令の実装とModR/Mについて
  11. DIV命令の実装とイベント設計について
  12. 機械語駆動式 関数電卓を作ろう!
  13. 機械語駆動式 関数電卓を作ろう! 解答編(前半)
  14. 機械語駆動式 関数電卓を作ろう! 解答編(後半)


【仮想ネットワーク実装でTCP/IPを学ぼう】
  1. TCP/IPの基礎と勘所
  2. ネットワークアクセス層の勘所
  3. インターネット層の勘所
  4. トランスポート層の勘所
  5. アプリケーション層の勘所
  6. セキュリティの基礎と仮想ネットワークの仕様
  7. GDI+と独自プロトコルの定義



【並列化】
インテル Parallel Studioを使って並列化プログラミングを試してみた
並列プログラミングの効率的なデバッグを実現する「Parallel Inspector」


【TBBシリーズ】
  1. インテル スレッディング・ビルディング・ブロックの概要
  2. インテルTBBから学ぶループの並列化
  3. スレッドセーフとインテルTBBのコンテナ
  4. インテルTBBのスレッドクラス


【OpenMPシリーズ】
  1. OpenMPの基礎構文
  2. OpenMPの実行時ライブラリと並列ループ
  3. OpenMPのメモリモデルとfork- joinモデル

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