書籍をつつく6-インドリ流読書術1。読書法をさらにつつく♪
先ずボクは知りたい対象の全体像を調べるピヨ。そして、知りたい情報が網羅されている本を選びだすピヨ。例えば、マイクロソフト公式解説書の言語解説本や、分厚いオライリーの書籍なんかがこれに該当するピヨ。
次に始めに調査した情報と主となる本の内容を比べるピヨ。それでもし情報が不足しているのならば、その情報が載っている本を探すピヨ。これで対照情報の本体は大体把握できる状態になっているよね?でもこれだけじゃあ、関連ライブラリなどの枝葉の部分の情報が足りないから、関連している情報が載っている本を探すんだ。 これで本はバッチリ♪後は慎重に購入して届くの待つだけ。本が届いたら漸く読書が出来るピヨ。
こっからが本番だよ。一番最初に読むのは全ての本の始めと目次ピヨ。何のためにこんな事をするのかというと、本の目的を知り戦略を立てるためなんだ。この意味については読み進めていけばわかるよ。
次にすべきなのはメインとなる本を決定する事ピヨ♪いくら並列読書をするっていっても、ボクは一人だから無秩序に本を読めば大変な事になるピヨ。だから、ひとまずメイン(main)となる本を決めて読み始めるんだ。
読み始めたら、一番最初に読んだ他の本の目次や目的といった情報が役に立つピヨ。これらの情報を元に、複数の本を一つの本と看做して読むんだ。これは非常に分かり難い方法なので例を書くピヨ。
例えばC#が知りたくなったとする。それで、C#の言語説書、ADO.NET、ASP.NETの本を買ったと仮定するピヨ。この状態で無作為に本を読んでも身につかない。だから、ひとまず言語解説書を読み、その中でADO.NETの章が出てきたらADO.NETの本を読み、ASP.NETの章が出てきたらASP.NETの章を読むんだ。
これで読み始める要領は分かったよね?でもこれで普通に読むだけだったら、ただ読み散らかしているだけピヨ。インドリ流では前回説明したように脳内でメタデータを整理するんだ。ここで言うメタデータとは、本の内容、書いている場所、技術の概要、感想、技術の長所&短所、技術同士の関係、技術が作られた目的、技術が解決するもの・・・といった本から得られる情報と、それを試した結果ピヨ。
これがインドリ流読書術の概要の説明が終わったよ♪ここで一つ注意があるピヨ。しおりを使ったり本に書き込んだら駄目ピヨッ!!!その理由は、しおりを使ったらそこまで分かった気分になってしまうし、本に書き込んだら発想が固定化する危険性があるからなんだ。本当にその本の内容を覚えていれば、どこまで読んだか把握しているはずだし、書き込まなくてもいいはずだよね♪だから、インドリ流ではしおりや書き込みは一切禁止するピヨッ。全て自分の脳内で処理しよう。こうする事により深く技術を修得する事が出来るピヨ♪是非お試しあれ♪