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COBOLをつつく3-見出し部。名付け親は貴方♪

前回の予告通りに早速つついてくピヨ♪一番最初に気になるのはこの部分だと思うピヨ


IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. COMPUTESAMPLE.


これは何だろうね。英語が苦手なボクは眩暈がするピヨォ。でも心配後無用。IDENTIFICATION DIVISION.は1回目に書いように決まり文句ピヨッ♪コピペしちゃえ♪(良い子は真似をしないで下さい) えっ?それじゃあ駄目?えっと・・・この部分は見出し部と呼ばれるだけあって、プログラム名前をつける場所ピヨ♪具体的に言うと・・・


IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. プログラム名


なんだ。だから今回の場合、COMPUTESAMPLE.という名前のプログラムを書いているって事だッピヨッ♪ これでおしまいにしたらクレームが来そうだから違うことも書いておくピヨね♪
*(星印)か/(斜め線)を行の7文字目に書くとコメント扱いになるピ~ヨ♪つまり、プログラムとは関係ないので、自由な文字をかけるんだ。この機能は開発者の名前、プログラムの目的、作成年月日・・・などを書く事が多いピヨ。
それで、*と/の違いはというと、古い文献を読むと*はその場所で印刷され、/は改ページされて最初の業に印字されると書いてあるピヨっ。プログラムを印刷する時まで考えられているなんて、さすが事務処理言語ピヨ。拘りを感じるピヨね。ボクはこういうの好きピヨ♪♪
区切りが良いので今回はこれでおしまい。次回お楽しみに♪
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ジャンル : コンピュータ

COBOLをつつく2-算術計算から分かるコボル0♪コンパイル方法ピヨ♪

コボルは他の言語とは違って、一度に複数の事を覚えないといけないから囀るのが難しいんだ。うーんどうしよう・・・そうだ!とにかく餌(プログラム)をお見せすることにするピヨ♪


IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. COMPUTESAMPLE.
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
   01 X PIC 9(3).
   01 Y PIC 9(3).
   01 KEI PIC 9(4).
PROCEDURE DIVISION.
   MOVE 10 TO X, Y
   COMPUTE KEI = X + Y
   DISPLAY X " + " Y " = " KEI.
   COMPUTE KEI = X - Y
   DISPLAY X " - " Y " = " KEI.
   COMPUTE KEI = X * Y
   DISPLAY X " * " Y " = " KEI.
   COMPUTE KEI = X / Y
   DISPLAY X " / " Y " = " KEI.
   STOP RUN.
END PROGRAM COMPUTESAMPLE.


この基本的な餌を何度もつつきながら囀るピヨッ♪先ずはコンパイル方法をつついてみよう。動かないと面白くないからね♪


cobc -x compute.cob

このコマンドをコマンドプロンプトから実行しよう♪おっと、言い忘れていた。コンパイル前にCDコマンドでサンプルファイルのディレクトリへ移動しておいてね♪
CDコマンドのやり方は・・・


cd /d ディレクトリ名

例えば、CドライブにあるCOBOLディレクトリに移動する場合はこうするピヨ♪


cd /d C:\COBOL\

これでOK!無事コンパイル出来たら何も言ってこないから、次は実行してみよう♪


compute.exe

そうしたら・・・


010 + 010 = 0020
010 - 010 =  0000
010 * 010 = 0100
010 / 010 = 0001


とコマンドプロンプトに表示されるピヨッ♪桁がそろっていて綺麗だね♪
次回からはこのプログラムを元にCOBOLの要素をつついていくピヨ♪お楽しみに♪

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COBOLをつつく0.1-基礎も大事。はじめましてCOBOL。

インドリ「HELLO COBOL♪君は消えそうで消えないね♪」


IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. hello.
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE   SECTION.
   01    CNT    PIC 9(1)    VALUE 0.
PROCEDURE DIVISION.
DISPLAY "hello indori".
PERFORM 10 TIMES
   DISPLAY CNT
   ADD 1 TO CNT
END-PERFORM
DISPLAY "good-by"
STOP RUN.


紙面の都合上、行の先頭にある余白は消しているピヨ♪注意してね。

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COBOLをつつく1-定型文。面倒くさい!

COBOLには他の言語に無い特徴があるピヨ。それは一目瞭然だから、COBOLで必ず書く形式を書くピヨ♪


IDENTIFICATION DIVISION.
ENVIRONMENT DIVISION.
DATA DIVISION.
PROCEDURE DIVISION.
END PROGRAM


COBOLは面倒な事に、このややこしい呪文を必ず書かなければならないんだ。あー面倒だぁー。この日本人を萎縮させるキーワードの意味は次の通りピヨ。


    【キーワードの意味】
  • IDENTIFICATION DIVISION. ・・・見出し部。プログラムの見出しを書く部。
  • ENVIRONMENT DIVISION. ・・・環境部。計算機依存する情報を書く部。
  • DATA DIVISION. ・・・データ部。プログラムで使うデータを定義する部。
  • PROCEDURE DIVISION. ・・・手続き部。プログラムを書く部。
  • END PROGRAM ・・・プログラムの終わり。


今のところはこの説明を読んでも分からないと思うけど、いきなり全てを説明するのは難しいから徐々に詳しくつついていくピヨ♪今回はこれでおしまい。

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COBOLをつつく0-インストール。コボック♪コボック♪

Windows環境では無償のCOBOLはインストールが難しいから、先ずはインストールの解説から行うピヨ♪
Windows環境で一番使えそうな無償のCOBOLはOpenCOBOLピヨ♪だけど、このコンパイラは基本的にUnix系OSのものなのでちょっと手間がかかるピヨ。そこは我慢してね。
一番最初にする事はMinGWをインストールする事だピヨッ♪このページからインストーラーをダウンロードしよう。やり方は簡単♪Downloadリンクをクリックしてを表示されたページの中でAutomated MinGW InstallerをDownloadするだけピヨ♪このファイルのダウンロードが完了したら、解凍&起動して、ひたすらNextを押そう。COBOLを使うだけならば、特別なオプションを選択する必要は無いピヨ。インストール場所以外はデフォルト値でOKピヨね。気楽に行こう♪
これで準備はOK。次はCOBOLをインストールしよう♪このページに必要なファイルが揃っているから「MinGW Binary」のファイルを全部(open-cobol-1.0-1.zip、db-4.5.20-1.zip、gettext-0.16.1-1.zip、gmp-4.2.1-1.zip、libiconv-1.11-1.zip、PDCurses-3.1-1.zip)ダウンロードしよう♪ダウンロードが終わったら早速解凍しよう。そして、解凍後現れるフィルダを全てコピーして、MinGWのフォルダの下に上書きしよう。例えば、MinGW\binはbinで上書きという風にするピヨ♪基本的に解凍後のフォルダを全てコピーして、MinGWフォルダの直下で、貼り付けを実行して上書きできるから操作は難しくないと思うピヨ♪これと同じ手順を、ダウンロードした全てのファイルで行おう♪
ここまでの作業が終わったら、後は環境変数を整えるだけピヨ♪
コントロールパネル→システム→詳細設定→環境設定で環境変数が設定できるから、環境変数 PATH に MinGWのパス(例:C:\MinGW\bin) を追加し、環境変数 に COB_CONFIG_DIRを作ろう。 COB_CONFIG_DIRの内容は(MinGWフォルダのパス)share\open-cobol\configピヨ♪
これでインストール完♪了♪試しにコマンドプロンプトを表示して、cobcと打とう。そして、cobc:Not input filesと表示されたらOKピヨ♪これでCOBOLをつつけるピヨ♪次回からはCOBOLをつついていくピヨ♪

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みなさん、はじめまして、
コンニチハ。

ボクは、無限の夢(infinity dream)を持つネタ好きな虹色の鳥インドリ(in dre)です。
色々な情報処理技術を啄ばむから楽しみにしてね。

http://twitter.com/indori
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