ネタつつき33ー胸を張れ!初心者は立派な情報供給源
考察の為にまず「初心」という言葉を辞典で調べました。するとこの様に書かれていました。
1 初志。最初の決心。「ーを曲げない」
2 習い初めで未熟な事。「ー者」。
名 習いたての人。初めて習う人。
成る程・・・私は自分がまだまだ未熟だと自覚していますが、この定義を読むとどうやら初心者ではないようですね。ちょっと残念です。でも初めてPCを触った時の感情は覚えています。初めてPCを触った時は稲妻に打たれたようでした。そう一目ぼれです。兎に角ドキドキして、目に映る全てのものに感動しました。そして、「人生を情報処理技術にささげる」との初志を持ちました。
それで、情報処理関係の設備が豊富な高校に入学して、初めてプログラミングした時はまるで呪文を書いているようでした。特に私は英語が苦手なので記号記憶でプログラミングをしていました。そんな感じだったので、一応成績はよかったのですが所詮は高校生レベル。システム開発なぞ想像すら出来ませんでした。文法は分かるものの、全体像を描けないというといった状態です。そういった自分の体験を考慮し、抽象的表現ですがこの記事では初心者を自分で全体像を想像できない人と定義します。
次に初心者を考察するために、その行動を分析してみます。@ITとかわんくま掲示板で見かける「初心者」の大きな特徴は質問が下手という事です。えっ?私も質問が下手だって?それはちょっと性質が違うので脇に置いときますと、その大きな理由は全体像が把握できないからだと私は考えます。あと細かな理由を挙げますと、情報処理技術の用語が分からない、何が正常化知らない、セオリーを知らない・・・などが挙げられると思います。この様な初心者に対し、非初心者が大人気ない反応を示す場面をよく見かけますし、初心者の方もそんな自分を卑下しているケースも多々あります。しかし、私はそれが間違っていると思います。その理由をこれから書きます。
いきなりですがプロとは何でしょうか?どうやってお金を稼いでいますか?何故この様なことを書くのかといいますと、情報処理技術を知らない人の便宜を図ってお金を頂くのが我々プロだからです。という事は、一番の収入源は初心者だという事を意味します。そんな初心者を無下に扱っていいのでしょうか? 私は初心者の言葉こそ耳を傾けるべきだと思います。我々情報を生業とする者をを生かしてくれるのは、そんな初心者の方々なのです。こう書くと、初心者と素人とは違うとの反論を受けるでしょう。しかし、開発環境は誰を対象は初心者であり、チーム開発でも初心者を考慮しないわけにはいきません。それに、初心者だからこそ持っている視点があります。その新しい情報は発明の母であり非常に貴重なものです。私は自称発明家でもあるのでそれがよく分かります。
長くなりましたのでそろそろ纒に入ります。初心者は未熟な状態であり決して好ましい状態ではありませんが、誰にでもそんな状態はあります。そして、初心者を卒業してしまえば失おう視点があります。ですから、初心者は自分を卑下せずに分からない事を沢山発表しましょう。その情報は決して無駄なものではありません。多くの非初心者が求めているものです。つまり、初心者にしか出来ない事があるという事です。
それを踏まえて私は言います。
初心者よ胸を張れ!君は立派な情報源だ!
初心者の方はブログ等でバンバン初心者情報を発信しましょう♪