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中の人の徒然草335

こんちは♪昼休憩中のインドリです♪
ブログをかくリズムがくるっているので、何をかこうか迷っています。
それで、こうやって何かを書いて、ブログをかくリズムをゲットするために頑張っています。
といってもネタ切れというわけではなく、プログラミングネタが山ほどあるのですが、なんというかモチベーションがないんですよね。
最近、新しい刺激を求めて、プログラミング言語本を3冊買いました。



どれも興味深い言語です。前から興味があったのですが、仕事で必要な本を購入する方が優先なので、買えない状態でした。特にScala本とErlang本は1年以上待っていたので、やっと買えたと感激しております。
私は買うべき本を自分のソフトで管理しています。それで、2・3数年先まで購入計画を立てて順番に買っています。むろん計画といってもアジャイル開発と同じく、変化に対して柔軟に対応するようにしています。
いくら計画を立てても、新しい仕事で必要とされているものがあれば買わないといけないし、自営業ゆえに収入も常に変化します。そうなれば、ウォーターフォール・モデルでは対応できません。
本といえば、蔵書が500冊近くありますが、まだまだ欲しいです。
現時点で、あと後50万円分ぐらいは欲しい専門書があります。もうもどかしいので、一気に買ってしまいたいです。
お金があったら、欲しい本を全て買って2・3年ほど研究所兼自宅にこもりたいなー♪
私は基本的にお金や地位に興味がなく、自分の研究がしたい為に働いているので、それが出来たら途方もなく幸せだろうな。これ以上の幸せは考えられません。その為だけに生きているといっても過言ではありません。
でもこれは誰しも同じで、自分の理想は直ぐには叶わず、それを手に入れるために必死で働いているんだよね。
よーし、今日も仕事頑張るぞ!
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中の人の徒然草334

おはようございます♪今日も元気なインドリです♪
今日は何を書こうかな・・・春といえば新人!なので、新人に向けてメッセージを書きます。
社会人として重要なのは何かといいますと、それは「人の話しをよく聞く事」と「相手の立場を考える」です。
新人の時は誰しも、分からない事が沢山あります。そんな時は迷わずに先輩に聞きましょう。
このとき注意しなくてはならないのは、態度であり、礼儀正しくしなくてはなりません。
先輩は貴方の為に、自分の時間を割いて教えてくれているので、失礼がないようにしましょう。
これは逆の立場を想像したら分かると思います。
貴方は人から何かを訊かれて答えた時、相手が失礼な言動をしたら不快な気持になるはずです。
ですから、常に相手の立場を考えて、失礼がないようしましょう。
実は仕事の上でこれが凄く大事です。
仕事は一人で回っていませんので、チームプレーが大事なのです。
ですから、他の人の立場を考えて行動する事は非常に重要です。
仕事とは、誰かに利益を提供する行為であり、仕事仲間やお客様が利益になる行為を心がけましょう。
ここまでは社会人として基本的な事です。
技術者としての心構えも聞きたいと思いますので、これからそれを書きます。

私が技術者として大事な事を挙げるとすれば、「何を知らないのかを常に把握する」事です。
自分が何を知らないのかを把握せず、変な言動をしている技術者もいますが、それは恥ずかしいだけなので止めましょう。
情報処理技術は変化が早いので、「何を覚えているのか」よりも「何を知らないのか」の方が大事なのです。
この事は、新人さんはあまりピンとこないと思いますが、研究開発やシステム構築をしてきて、一番私が感じたのはこの事です。
自分が何を知っていないかを把握しておけば、今後戦略的に学習する事が出来ますし、自分が知らない事に口を出して恥をかくこともありません。
また、知らない事について用心する事が出来ます。
もし知らない事が何であるのかを把握していないのであれば、大量のバグを作り出してしまいますし、今後の成長が見込めません。
膨大な情報処理技術の中では、自分が知っているのはほんの一部です。
ですから、その大半の情報である「自分が知らない情報」について知っておけば、可能性が広がるのです。
新人さんは、おそらくまだ分からないと思いますが、何年も業務をしていれば理屈ではなくて、感覚でそれが分かってきます。
今は分からないかもしれませんが、「自分が何を知らないのかを把握する事が大事」だという言葉を胸に刻んでください。

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中の人の徒然草333

こんにちは。暖かいと幸せな気分になるインドリです♪
最近寒くなったり、暖かくなったりと気温が安定しませんね。
こんな時は、やっぱり・・・部屋で読書&プログラミングでしょう。
となれば、この本を読みたいのですが・・・



まだ届かない・・・まだかな♪まだかな♪ガベージの本まだかな~♪
英語が苦手な私にとっては唯一のガベージコレクション本だから早く読みたい!
それにしてもガベージコレクション本が出るとは、邦書も捨てたものじゃありませんよね♪
技術を本当に知るには洋書を読むしかないと言われていますが、この調子だといつか邦書が追い抜くかも知れない!
この調子でよい本がバンバン出れば英語が必要なくなるかもしれない・・・
いや、それはないか(笑)
なにはともあれ、次はDBMS実装本とかでないかな?
DBMSもどきならば私でも実装できるけど、本格的なものとなるとお手上げです。
未熟者ゆえ、オプテマイザの実装が想像つかないです。
簡単なものならば人工知能(というか人口無能?)の応用で出来るかもしれないけど、昨今の様な複雑な実装はとてもじゃないけど無理です。
コンパイラとOSを作ったらDBMSを作りたいので、本格的なDBMSの実装本が欲しいです。
それが出版されたら基本的部分は完璧です♪
もっと欲を張れば・・・詳解MONOとか、詳解MySQLとかの有名なシステムソフトの実装本かな?
ソースコード読めば多分わかると思いますが、やはり本があった方が理解が速くなります。
もしこれらが出版されて読めたら、それだけで私は幸せです。
技術者にとってこれ以上の幸せはないでしょう。

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中の人の徒然草332

こんばんは♪最近寒いから冬眠したいインドリです♪
連休中に散歩がてらに書店を徘徊しました。その際に凄い良書を見つけて早速ゲットしました♪
それが、この本です。



この本はただの英語の辞書ではなくて、語源が物語風に書いています。
そこが私の心を鷲掴みにしました♪
最近漸く英語嫌いが直ってきたので、語彙をどうやって増やそうかと悩んでいました。
この辞典はその悩みを解決してくれそうです。
私は高校生の頃まで、国語辞典を読むのが趣味でした。
当時の感覚でこの英語辞典を楽しみながら読めば、きっと語彙が増えると思います。
というのも、普通の英語辞典は楽しくないのですが、この辞典は読んでいて楽しいからです。
そんな珍しい辞典ですから、苦痛なく日課として読む事が出来るでしょう!
せめて専門書をスラスラ読めるぐらいの英語力が欲しいな♪
この辞典ならば、もしかしたらその願いをかなえてくれるかもしれない。
やはり、生書店は行くべきですね。
皆様も余暇に書店へ行く事をお勧めします。
インターネット書店では発見できない良書を発見できるかもしれません。

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中の人の徒然草331

こんピヨッ♪今日は雨なので憂鬱なインドリです。
昨日思い出話しを書いたので、今日もちょっと書きます。
基幹業務システムに於いて、マルチスレッドプログラミングが必須な理由は色々ありますが、一番メジャーな理由は印刷処理です。
普通に印刷処理をプログラミングすると、印刷処理をしている間作業が出来ませんので、印刷処理は基本的に別スレッドでしないと駄目なのです。
この印刷処理もまた苦労しました。
若い方はきっとピンとこないと思いますが、VBでお客様の厳しい要望にこたえるには、Win32APIで細かく制御する必要があります。
これがまた難しい。日本は印刷のレイアウトを非常に気にしますので、かなり細かい調節が必要となります。
しかも、これが商品価値を決めるといっても過言ではありません。
今まで紙の帳票に手描きでしていたお客さまにとって、手描き以上の出力結果が求められます。
なおかつ、EXCELという強力なライバルがいますので、EXCELが出力するものに負けてはなりません。
私は事務の経験もありますので、その重要性は今となっては分かりますが、新人の時は何故そこまで拘るのか不思議だと思ってしまいました。
後で実際に会計事務をしてわかったのですが、帳簿がちゃんと出力されないと業務上非常に困りますし、上司は紙に慣れきっている世代です。ですから、紙で出力する事は業務上の重要課題です。これが出来ない事には、情報システム化をする意味はありません。
そういった事が多々あり、VBは好きでしたがC/C++に乗り換えました。
Win32APIを多用するぐらいならば、C/C++でCOMプログラミングをして呼び出す手がありますが、一層の事全てC/C++で実装すれば早いと私は考えたのです。
C++を覚えるのは苦痛ではありませんでした。いえ、それどころか、デスマーチの戦場にあるオアシスの様な存在でした。
新しい言語を覚えるのは非常に楽しい事です。しかも、VBよりも多くの事が出来るとなればなおさらです。
それから直ぐ後で、流行に乗ってJavaも業務で使用するようになりました。
さらに、2002年にはC#とVB.NETを使用しておりました。
私の仕事は研究開発が大半でしたので、新しい言語を早く覚えるのは必須条件なのです。
さらに後になって、PHPの仕事があったので、すぐさまPHPを覚えました。
こういった流れで、仕事で命令型言語ばかり使用していた私は、ストレス解消、および研究の新しい発想を生むために、関数型言語と論理型言語に興味を示し、LISP・Scheme・Prologなどに手を出しました。
それに加えて、PHPはあまり好きになれなかったので、他のスクリプト言語を求めて、RubyとPythonを学習した時もありました。
そんなこんなで、新しい言語があれば学習する癖と、すばやく身につけるコツを覚えました。
それで感じた事なのですが、プログラム言語は面白い! 色々やりましたが、いまだに飽きません。
各言語には特色があって、その個性が私を惹きつけます。共通点はもちろんあるのですが、それでいて個性がある。
そんなプログラミング言語達は非常に興味深いものです。
皆様も仕事に疲れたら、ちょっと他言語で遊ぶ事をお勧めします。
きっと癒しと閃きをもたらしてくれます。

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中の人の徒然草330

おはピヨッ♪今日はJavaっているインドリです♪
昨日



を読んでいて改めて思ったのですが、Javaのジェネリックにおける、ワイルドカードが面白いですね。
.NETでもワイルドカードを指定したいな。.NETではリフレクションを使う事になるかな。
それはさておき、昨日本棚を見ていると、次の本が見つかりました。



この本はかなり昔に購入した本で、当時はTBBとかOpenMPなどの並列処理がなかったから、いつか並列処理をしたいないと考えておりました。
当時はマルチコアなんて入手できず、憧れの目で見るしかなかったのに、今は普通に並列処理が出来ます♪
時代の流れって凄いですね!
基幹業務システムでは必須要件なので、マルチスレッドプログラミングは新人の頃からしておりましたが、並列処理は出来ず、ずっとしたかったんですよね♪
しかも並列処理どころか、VBではマルチスレッド自体が難しかったです。
Win32APIを呼び出す必要がありますし、それを問題なく使用するのは非常に困難でした。
※当時の記憶が曖昧でよく覚えていませんが、かなり問題が発生したような気がします。
なおかつ資料もなかったし、運悪く先輩もいませんでしたorz
それどころか、新人の時からビジネス特許関連のシステム作りを一人でやらされていましたから、逆に訊かれる状態ですorz
この環境ですから、当然デスマーチは当たり前の状態で、非常に辛い思いや、悔しい思いをしましたが、今となってはいい思い出です。
この出来事から私が感じた事は、「強く知的好奇心を持って、アンテナを常に立てないと駄目。」という事です。
昔は並列処理なんて言うと、同僚から笑われる始末でしたが、今となっては普通の技術です。
情報処理技術はよく「技術革新が速く、新しい技術がすぐ登場する」なんて言われていますが、厳密に言うと無から現れた技術なんてありません。進化は積み重なって出来るものです。
全ての技術は予兆があります。実際並列処理もそうですし、他の技術だって同じです。 アンテナを常に立てていれば、恐れる必要はありません。
楽しみながら技術を追いかけましょう♪
この業界の魅力はそこにあります。もし、この業界の技術発展が遅ければ、私はやっておりません。
私はこんな面白い仕事ないと思います。
さて、今日は何を学ぼうかな♪

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書籍をつつく137-プログラミング言語Java第4版。Java使いのバイブル。

そういえば、ボクはあんまりJavaの本を紹介していなかったピヨ。
だけど、ボクは結構Javaが好きで、Javaの本をある程度持っているピヨ。
という事で、その中から良書を選んで紹介するピヨ♪
プログラミング言語Java第4版 (The Java Series)
アマゾンでは結構酷評されているけど、ボクはこの本が気に入ったピヨ♪
その辺の事は後で言うから先ずは目次を見よう。


【目次】
日本語版によせて
訳者まえがき
序文
第1章 はやめぐり
第2章 クラスとオブジェクト
第3章 クラスの拡張
第4章 インタフェース
第5章 ネストしたクラスとインタフェース
第6章 列挙型
第7章 トークン、値、変数
第8章 型としての基本データ型
第9章 演算子と式
第10章 制御の流れ
第11章 ジェネリック型
第12章 例外とアサーション
第13章 文字列と正規表現
第14章 スレッド
第15章 アノテーション
第16章 リフレクション
第17章 ガーベッジコレクションとメモリ
第18章 パッケージ
第19章 ドキュメンテーションコメント
第20章 I/Oパッケージ
第21章 コレクション
第22章 その他のユーティリティ
第23章 システムプログラミング
第24章 国際化とローカリゼーション
第25章 標準パッケージ
付録A アプリケーションの進化
付録B 有用な表
さらなる学習
索引


どう?Java言語の機能を一通り網羅している事が分かるよね?そうなんだ、この本はJava言語の機能を一通り解説する本なんだ。この手の網羅本は、内容が薄い時があるから心配だよね。だけどそれは大丈夫♪この本はジェームズ・ゴスリン氏が著しているだけあって、適度に深い内容を扱っているいるんだ。
あと、アマゾンのレビューを読んで訳の方が質が気になる人が居ると思う。それも心配ないよ。確かに正誤表を見る必要があると思うけど、深刻な誤りもないし、訳文は読みやすいとボクは感じたピヨ。少なくともボクはスラスラ読めたピヨ。
この本をお勧めしたいのは、現役のプログラマピヨ。Javaを今使っている人はもちろんのこと、他言語を使用している人もこの本を読めばJavaという言語の全容を知る事が出来るピヨッ♪
だけど注意するべき点があるピヨ。ボクはJavaをある程度知っていたから問題なかったけど、もしかしたらプログラミング初心者は理解しにくいかもしれない。特にオブジェクト指向に関する事柄は、ある程度知っておくべきでオブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプトとか併読すればいいピヨ。
もし、この本を読んで分かりにくいと感じたら、結城さんの改訂第2版 Java言語プログラミングレッスン (上)改訂第2版 Java言語プログラミングレッスン (下)を読むといいピヨ♪この方の本は分かりやすいと評判が高いので、きっとこの本を読めばJavaをある程度使えるようになると思う。ボク本屋さんで見てみたけど、結構いい感じだったピヨ。
ちなみに、ここで紹介した本は、J2SE 5.0だよ。6がすでに出ているけど問題ないと思う。


他の本を知りたい人は書籍レビュー目次を見るといいピヨ。今まで紹介した本を纏めているピヨ。

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ジャンル : コンピュータ

中の人の徒然草329

こんばんは。今日も元気なインドリです♪
昨日はWikipediaが話題に出たので、その事について書きます。
ここ1・2年前から、ネットに依存してWikipediaなどのネット上での情報を、盲信する人が見受けられます。
しかしながら、ちゃんと学習している人は知っていると思いますが、ネット上の情報は不完全なものです。
それ故、専門書が必要となります。
それにも関わらず、ネットに依存し、ネットだけが正しいと思い込むと大変な事になります。
ネットは確かに便利なものです。ちょっとした調べ物ならばWikipediaも役に立つでしょう。
しかしながら、所詮は不完全な情報です。
全ての情報が書かれているわけではありません。
それを忘れて、ネット上の情報だけに依存すると、取り返しのつかない事になります。
あくまでも、ネットは道具のうちのひとつであると考えると良いかと思います。
他にも、本をたくさん読むべき理由があります。
それは「読解力を高めるため」です。
最近は本離れが進み、本を読まないせいで読解力がない人が増えているという意見を、新聞やニュースなどで見聞きします。
それがもし本当ならば、憂慮するべき事態です。
文章の読解力がないと、仕事と私生活に悪い影響が出来ます。
もし、個のブログを読んでいる人の中で、最近本を読んでいない人が居れば、どれでもいいので本を読む事をお勧めします。
文章を理解できなければ、人生の半分は損をします。
本をたくさん読んで読解力を高めよう♪
そして充実した人生を送ろう♪

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中の人の徒然草328

こんばんは。今日も仕事に追われていたインドリです♪
さて、今日は何を書こうかな・・・
思いつかないから、今日も並列処理とオブジェクト指向を書きます。
前回カプセル化についてちょっと触れましたが、Wikipediaを読むに結構誤解されている概念らしいので、カプセル化についてちょっと囀ります。
カプセル化といえば、フィールドを直接アクセスさせないプロパティが有名ですが、これは何を意図して行われているのか意外と知れていないようです。
カプセル化についてより深く知るには、オブジェクト指向の目的をおさらいする必要があります。
オブジェクト指向が目指すものは再利用です。
では、再利用しやすいコードとは何でしょうか?
それは、スパゲッティ化していないコードです。
コードが絡み合っていれば、コードを分けて使う事ができませんので再利用できません。
では、どうしたらスパゲッティ化しないかというと、不必要に他のコードから干渉させない様にする事です。
そのために、変数をプロパティにして、直接外部からアクセスされないようにします。
こうすることにより、後でコードを変更するのも容易となります。
此処までは有名な話しです。しかし、カプセル化はそれだけではありません。
変数を隠す事をデータの隠ぺいと呼びますが、それだけではなく、不必要な知識も隠ぺいすることもカプセル化に含まれています。
ここで言う所の不必要な知識とは、実装の細部に関する知識であり、オブジェクトの利用者側が必要としないものは、原則として隠すべきです。
再利用という観点からいいますと、使うに当たって実装の細部まで知る必要がある状態というのは、望ましい事ではありません。
この受胎では、生産性が上がりませんし、変更に弱い構造になってしまいます。
すなわちカプセル化とは、情報の隠蔽化を行う事により、オブジェクト間の結合度を弱める事により再利用性を高め、変更に強い構造にする事を指しています。
※細かい事を言えばきりがありませんので細部は省略しています。

このカプセル化の概念は、並列処理とも相性がいいです。
というのも、結合度が高ければそれだけ難易度が上がるからです。
外部とやり取りをするコードが増えれば増えるほど、並列処理時に考えなければならない事が増えて大変です。
ですから、並列処理を実装する前に、ちゃんとしたオブジェクト指向的設計をするのが望ましいといえます。

ちなみに、これは命令型言語での話しです。関数型言語の場合は、副作用を避ける方向で設計されていますので、本質的に並列処理と相性がいいです。
それ故、このマルチコア時代に、関数型言語が注目されているのです。
これからはきっと、関数型言語、もしくはその要素を取り入れた言語がメインとなるでしょう。
その時開発体制はどうなるのか非常に興味深いですね。
例えば、UMLはどうなるだろう?、設計法はどうなるだろう?、分析法はどうなるだろう?、デザインパターンはどうなるだろう?・・・
これからどんどん変化していく事でしょう。
私はこれらかの変化が非常に楽しみです♪
今日は何を学ぼうかな♪

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中の人の徒然草327

こんにちは。今日も並列指向なインドリです♪
本日は、新入社員に向けてのメッセージを書きます。
最近よく感じるのですが、並列処理どころかオブジェクト指向をちゃんと理解していない人が多いです。 私が感じた印象では、用語だけ知っていて内容や目的を知らないようです。
しかも、素直に知らない事を認めればいいものを、自分は知っていると思いこんでいる人がたまにいます。
完璧な人間はいませんから、知らない事自体は別にかまいません。
※私も全てを知っているわけではないしね。
しかし、自分が知らないという事を把握していない人は厄介です。
間違った考えを振りかざして「お前が間違っている」とごねたりします。
むろん私は、自身が間違っている可能性も考慮して、予め調べて裏付けを取ってから発言しています。
一方そういった人は、裏付けも何も取らず思い込みだけで突っ走り、一方通行にわめきたてて人の話しを聞きません。 こうなってしまったらお終いです。
成長も見込めませんし、チームワークが取れないので仕事にも支障が出るでしょう。

私が今まで会った仕事が出来る人の共通点は「人の話しをよく聞く」所と「柔軟な考えを持つ」所です。
この業界は特にこの2点が大事です。何故ならば、変化が早くて昨日正しかった事が明日には正しくなくなっている可能性があるからです。
これは少々大げさな表現ですが、オブジェクト指向と並列処理がこれに当たります。
恐らく若い人は知らないと思いますが、オブジェクト指向は従来の考え方を大きく変えるものでした。
また、並列処理も従来の逐次処理にない考え方をします。
そういった変化が訪れた時に、従来の常識に縛られて行動してはなりません。
日頃から業界や技術の変化を見聞きし、いつでも変化を受け入れられるように柔軟な考えを持たねばなりません。
そのためには、日頃からよく人の話しを聞き、自分と違う考えを取り入れる姿勢を身につける必要があります。
この不景気の中、無事就職先を見つけた新入社員さん達は、この点に気をつけて頑張ってください。

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プロフィール

インドリ

Author:インドリ
みなさん、はじめまして、
コンニチハ。

ボクは、無限の夢(infinity dream)を持つネタ好きな虹色の鳥インドリ(in dre)です。
色々な情報処理技術を啄ばむから楽しみにしてね。

http://twitter.com/indori
は別人による嫌がらせ行為です。
私とは関係ないので注意して下さい。
次はなりすましブログなどをするかもしれませんが、ここ以外でブログをするつもりがないので、ここ以外にインドリのブログがあったとしても無視してください。


何度言っても分からない人がいるので、ここにコメント欄へ書き込むときの注意事項を書きます。


一、社会人としてのマナーをわきまえましょう。
一、妄想に基づく書き込みを止めてください。
一、暴言の類は書かないで下さい。
一、某誹謗中傷サイトの書き込みは彼らの妄想に基づく書き込みですから無視して、ここへ書き込まないで下さい。
一、コメント書く前に他のコメントよく読んでから行って下さい。
一、言いがかかり等の行為を禁止します。
一、その他常識的に考えて迷惑なコメントはしないで下さい。


以上のルールを守れない人のコメントは削除します。



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ここに紹介してある文章およびプログラムコードは正確であるように心がけておりますが、内容を保証するものではありません。当サイトの内容によって生じた損害については、一切の責任を負いませんので御了承ください。


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