書籍をつつく146-Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求。お得な良作。
この本は著名なプログラマへのインタビュー集ピヨ。なんとあのクヌース先生のインタビューもあるピヨッ♪
【書籍目次】 訳者序文 イントロダクション 謝辞 第1章 ジェイミー・ザウィンスキー 第2章 ブラッド・フィッツパトリック 第3章 ダグラス・クロックフォード 第4章 ブレンダン・アイク 第5章 ジョシュア・ブロック 第6章 ジョー・アームストロング 第7章 サイモン・ペイトン・ジョーンズ 第8章 ピーター・ノーヴィグ 第9章 ガイ・スティール 第10章 ダン・インガルス 第11章 L・ピーター・ドイチュ 第12章 ケン・トンプソン 第13章 フラン・アレン 第14章 バーニー・コーセル 第15章 ドナルド・クヌース 参考文献
この本の目玉はインタビューする人も実力者である事ピヨ。そのお陰でディープな話しが聞けるピヨ。といっても、発想そのものは僕たちと変わらないから心配ご無用。殆ど僕と同じ意見だったピヨ。彼らは正真正銘凄い人なのだけど、僕たちと同じ人間ピヨ(僕は鳥だけどね)。だから初心者でも楽しく読めると思うピヨ。
類似書に実録!天才プログラマー (マイクロソフトプレスシリーズ)
ただ一つ気になったのは、思想が少し偏っている事ピヨ。C++好きが独りぐらい居てもいいじゃないかと思うんだけど、この15人はC++にあんまりいい印象を持っていないみたい。Unix思想であるシンプル・イズ・ベストな人ばかりピヨォ。別にそれは間違っていないと思うんだけど、C++の危険さや多様性が好きな僕としてはちょっと不満ピヨ。テンプレートメタプログラミングの魅力を語る著名人の言葉も聞きたいな♪一方Perlの扱いは実に面白い。買った人はPerlについての発言を注目すると面白いと思う。
その他にも色々面白い話が聞けたピヨ。「プログラミングは若い人に向いているか」とか「デバッグのやり方は?」とか「プロジェクトの管理について」とか「他人がコーディングしたコードの読み方」などツボを押さえた話題が読めるピヨ。
この本をお勧めするのは、プログラミングに関わる人全員ピヨ。お値段の割にはページ数が多く、おまけに内容も濃いから、色々な楽しみ方が出来ると思う。中身がなくページ数だけが多い本ではないピヨ。もちろんためになる事が沢山書かれているから、直ぐにゲットして休日に読む事をお勧めするピヨ。素敵な休日が約束されているピヨ。