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中の人の徒然草403

ここ最近は生活保護について騒がれています。正直言うといまさら何を言っているんだと思います。戦後数十年以上も何をしていたのでしょうか?システム不備を何時まで放置するのでしょうか?この状態で国会議員が仕事をしていると言えるのでしょうか?色々な疑問を感じます。ですが、ワイドショー的な事は言いたくないので、システム屋としての意見を述べます。
先ずこの件に関しては、要求定義をはっきりしなくてはなりません。その要求定義とは、日本で餓死者が出来る事を容認するのかという事です。そこをはっきりさせないから話しが前に進まないのです。建前ばかり言って議論が前に進まないのは日本の悪い癖です。私個人の要望を言いますと、餓死者が出る事を容認できない。
国家とは国民の生命と財産を守るものですから、餓死者を出す時点で存在意義がありません。従って、餓死者が出ないような国家システムを作る事が第一条件だと考えています。しかしながら、この国は民主国家ですので、餓死者を出してもいいというのであれば、それを国家システムの要求定義としてはっきりと表明するべきです。
餓死者を出してもいいというのであれば、それなりの国家システムを考えるべきですが、私自身は納得できないので餓死者を出さない事を前提に、国家システムについて考えてみました。
一番最初の疑問が所得申告システムが税金を取る事しか考えていない点がおかしいと思います。生活保護は自己申告制ですが、そもそも「国民に対して健康で文化的な最低限度の生活を保障」するものですからおかしいです。何故ならば、所得申告で収入額を把握しているのも関わらず、生活保護課は何も知らないというのですから、何のために情報を収集しているのかと、問われても仕方が無いと思います。現状では、その情報を税金を取る事にしか使用していないのですから、政府の態度が「国民からお金を取る事しか考えていない」と受け取られても仕方が無いでしょう。
所得申告で得た情報を活用しない事で色々な弊害が起きています。高額所得者の親族が生活保護を受給しても分かりませんし、その逆に収入が0の人を無視しているという根深い問題があります。所得申告で得た情報を活用するという当たり前の行為をしていれば、おにぎりが食べたいといいながら餓死する人も、高額所得者の身内が生活保護を従十する事も十分に防げたはずです。これはただの業務怠慢でしかないと私は思います。
さて、この件に便乗して一部の人達が国民総背番号制の導入が検討しているそうですが、所得申告で得た情報を活用すればいいだけであって、そんなシステムを導入するというのは如何なものかと思います。国民総背番号制でシステムを運用するという事は、無限に必要となるセキュリティコストを税金で支払い、雨後の筍のように作られるであろう天下り法人が税金を浪費するでしょう。おまけに、消えた年金問題でシステム運用能力が無い事を証明していいるのですから、消えた国民問題などが発生する事が予測できます。おまけに、なりすましと改ざんが問題となります。
なりすましも怖いですが、改ざんはもっと怖いです。行政は基本的に身内に甘い体制ですから、勝手に犯罪履歴を追加されたり、口利きで犯罪履歴を消すなどの行為も横行するでしょう。他にも、税金を既に納入済みにしたり、税金を支払ってもデータが紛失して二重に請求されたりもするでしょう。年金システムで運用能力が無い事が証明されたので、余計なシステムに多額の税金を掛けて作る事は反対です。
システムというと利点だけを考えて導入するべしだと叫ぶ人がいますが、システムには運用コストとセキュリティコストが発生します。おまけにサイバー犯罪によるリスクを考慮せねばなりません。それだけのコストとリスクをかけて、所得申告で得た情報を活用するだけに新しいシステムを作るなんて、私には信じられない事です。今までの傾向から言って、システムを作るにはコストは数千億円から数兆円まで掛かるでしょうし、全国民を24時間体制で管理するには、多額の人件費が必要となります。おまけに、天下り法人が作られるでしょうから、そのコストは天井知らずです。よけないシステムを考えずに、所得申告と生活保護間で情報を流通させるべきなのです。
次に気になるのが年金システムとの整合性です。このシステムは明らかにねずみ講化していますし、すでに破綻しています。おまけに、ある資料によると元々官僚たちの老後のためにつくられたシステムらしいですから、前提そのものが間違っています。この様なシステムは即刻廃止し、責任を追及した上で、生活保護との統合を考えるのが良いと思います。破綻したシステムに一体いくらつぎ込めが器が住むのでしょうか?破綻したシステムは廃棄するのがシステムの常識です。やり始めた事を否定できない所が、日本政府の悪い癖だと私は思います。原発やダムや道路などに同じ傾向が見られます。おそらくコスト感覚が無いのでしょう。下手すれば利益だと考えているのかもしれません。
この点に注目すれば解決策が見えてきます。先ず無駄なコストを削減しましょう。その方法は、絶対に必要なシステムだけ残し、それ以外のシステムは全て廃棄する事です。そうすれば、この国に最低限必要なコストが算出できます。そうすれば、必要な税金の額も明らかになります。消費税うんぬんでもめる以前に、何にいくらかかるのかをはっきりさせるのが当たり前の姿です。その際に考えなくてはならないのは人件費です。
日本の国家システムは人件費が高すぎます。天皇陛下よりも高い報酬を要求する国会議員に疑問を感じています。民間で一億の働きというと、少なくとも十億円ぐらいの利益を生んでもらわないとありえない給与の額ですし、天皇陛下よりも報酬が高いというのは納得がいきません。彼らは常日頃、主権者である国民のために働いていると公言しているのですから、労働最低賃金を基準に、天皇陛下の給与以下の生活できる程度にするべきです。むろんこれは公務員も当てはまります。公僕という割には報酬が高すぎます。言っている事とやっている事が違い過ぎます。
とはいえ私も無闇に人件費を削減すればいいと言っているのではありません。仕事が評価できない状態だから税金で支払うのに疑問を感じているだけです。民間では、自分が生んだ利益から報酬が算出されますから、仕事の成果が可視化されていない時点でおかしいのです。おまけに、「国民のために働いている」という宣言と一致しないものですから、疑問に感じない方がおかしいと思えてなりません。
次に生活保護および年金に替わるシステムですが、今のところはベーシクインカムが最適だと考えております。日本の場合は行政コストが無駄に税金を上げていますし、餓死者をなくするにはこれしか方法がないでしょう。こういうと、遊んでいる人にもお金が渡されると異議を唱える人がいますが、私は働きたい人だけが働けばいいと考えています。他の人がどうするのかではなく、自分が働きたいという意思を持っていれば問題ありません。ベーシクインカムで配られたお金は、働かない人でも消費者として参加するので別に気になりません。低収入でもいいから働きたくないだとか、生きがいが無くても働きたくないという人はそれはそれでいいのです。また、監視コストを費やすのは無駄以外のなにものでもありません。働く人にもお金が配られるのですから、働いたら負けだと言われる現状よりもよくなります。
国家システムについて本格的に調査したわけではないので、ざっくりとした感想はこんなところです。国民一人一人が自分の国家システムをどうするのか、真面目に考える日が来る事を願っています。
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