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ネタつつき144 - 文章における情報濃度

 文章は基本的なコミュニケーションですが、非常に奥が深いものです。文章の目的は、対象となる人達に情報を伝達する事です。まれに、自分を誇示するために文章を書く人がいますが、それは、双方向のコミュニケーションではありません。独りよがりなものです。相手に情報を伝えるのが本来の目的ですから、自分を誇示する必要は全くありません。伝えたい情報からしてみれば、書き手の自己顕示欲は不純物です。
 私は一応専門家ですから、専門分野についてはいくらでも情報濃度を高め、情報量を無限に増やす事が出来ます。専門家は知識を売る職業ですので、1つの文章で書ける量では務まりません。しかしそれは、目的からしてみれば、何の意味も持ちません。目的を果たさなければ何の意味もないのです。
 私は文章を書くとき、自我を殺すつもりで書いています。目的が第一ですので、邪魔にならないように、想定する読み手にあった人物像を描き、伝達したい情報だけを書きます。この歳に問題となるのは、主となる情報と補助となる情報の扱い方です。
 書こうと思えば無尽蔵に書けますから、油断すると一気に主となる情報が霞んでしまいます。ですから、主となる情報以外は、あっさりと書いた方がよいと考えています。例えば、ある特定のプログラミング技法を書くとき、OSに関する事はさらりと流します。OSは深く書こうと思えば、いくらでも濃くかけますが、そんな事をしてしまえば、主役はOSとなってしまいます。OSについて細かく書かれた文章を読んで、誰がプログラミング技法の文章だと思うでしょうか?
 重要なのは情報の濃淡です。主となる情報は濃く、かつ量を適度にします。それ以外の情報については、限りなく薄く、かつ量を少量にします。そうすれば、濃淡が鮮やかな文章となり、伝えたい情報が伝わる確率が高くなります。
 ただし、主となる情報を濃く書けばよいというものではありません。専門家が濃く書こうとすれば、一冊の本をかけます。しかしそれは、本として出すべき情報であり、コミュニケーションをとるという目的に合致しません。読み手に伝わらなければ何の意味もありません。
 これはコミュニケーション全般に言える事です。適切な場面、適切な情報濃度、適切な相手、それら全てが一致しないと情報は受け取ってもらえません。伝える相手をよく考え、相手に合わせて文章を書けるように練習しましょう。かくいう私も一生練習だと思っています。文章は奥が深く、終着地点はないでしょう。それでも向上心を持ち続け文章を書き続ければ、たとえ少しでも上達します。
 文章を書くと言う行為は、自己を押し殺し、伝えたい情報を伝える事だけを考えて書きましょう。文章には自己顕示欲は要りません。真心があればそれでいいのです。
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インドリ

Author:インドリ
みなさん、はじめまして、
コンニチハ。

ボクは、無限の夢(infinity dream)を持つネタ好きな虹色の鳥インドリ(in dre)です。
色々な情報処理技術を啄ばむから楽しみにしてね。

http://twitter.com/indori
は別人による嫌がらせ行為です。
私とは関係ないので注意して下さい。
次はなりすましブログなどをするかもしれませんが、ここ以外でブログをするつもりがないので、ここ以外にインドリのブログがあったとしても無視してください。


何度言っても分からない人がいるので、ここにコメント欄へ書き込むときの注意事項を書きます。


一、社会人としてのマナーをわきまえましょう。
一、妄想に基づく書き込みを止めてください。
一、暴言の類は書かないで下さい。
一、某誹謗中傷サイトの書き込みは彼らの妄想に基づく書き込みですから無視して、ここへ書き込まないで下さい。
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一、言いがかかり等の行為を禁止します。
一、その他常識的に考えて迷惑なコメントはしないで下さい。


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