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初心者のためのC#プログラミング本格入門94 - 現在位置の概念をマスターしよう

 この記事は、初心者のためのC#プログラミング本格入門93の続きです。前回は、IEnumeratorインタフェースについて解説しました。今回は、インタフェースの実装法を解説します。
 インタフェースを実装するために数個の、メソッドとプロパティを定義しなくてはならなくなりました。でも心配はいりません。配列における位置の概念が分かればサクサク実装できます。では、早速、Currentプロパティを実装します。
 Currentプロパティは、現在位置の要素を返します。現在の位置?それについては、実装してみると実感できます。

class SimpleListTest : Test
{
    private SimpleList target;
    public override void ExecuteAllTest()
    {
        this.OneElementAdd();
        this.CurrentTest();
    }
    
    public void CurrentTest()
    {
        //現在の位置は追加直後の数
        base.Execute();
        this.target = new SimpleList();
        int value = 10;
        this.target.Add( value );
        if ( this.target.Current != value )
        {
            string message = "最後に追加した数値を返して下さい。";
            base.Error( message );
        }
    }
}

class SimpleList : 
    System.Collections.Generic.IEnumerable<int>,
    System.Collections.Generic.IEnumerator<int>
{
    public int Current
    {
        get { return this.data[ this.insertIndex ]; }
    }
}

現時点の実装では、要素の追加直後の現在位置は最終要素の位置です。プログラムそのものは簡単ですが、結論を言うと間違っています。何が間違っているのかは後で明らかになります。
 同じ発想で、2つのメソッドを実装してみましょう。

class SimpleList : 
    System.Collections.Generic.IEnumerable<int>,
    System.Collections.Generic.IEnumerator<int>
{
    public bool MoveNext()
    {
        ++this.insertIndex;
        return this.data.Length > this.insertIndex;
    }

    public void Reset()
    {
        this.insertIndex = 0;
    }
}

プログラムは大変簡単で、何も問題が無いように見えます。しかし、これも間違っています。何故ならば、挿入位置と現在の位置を混同しているからです。
 テストファーストをしていても、人間の認識が間違っていれば効果がありません。これは、テストファーストでよくあるミスです。長くなるので今回は終わりです。次回、間違いを検証します。お楽しみに。
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テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

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