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ネタつつき147 - 開発者はきつい制約の中で自分を磨こう

 私は日ごろ、学習のときに心掛けていることがあります。それは、暗記して終えないというものです。専門書を読めば、知りたい事が分かったと思いがちです。しかし私は、ページの終わりが終着地点ではなく、出発地点に過ぎないと考えています。分かったと思ってからが本当の勝負です。
 この考えは、私が研究者をしていたことと関係があると思いますが、専門書を読んだり、調べたりして、「終わった」と思ったことがありません。いつも考えるのは「それから先」の事です。「その技術を○○で使用すればどうなるのだろうか?」「この技術に足りないものはないだろうか?」「この技術を発展させると」・・・などと、学んだ事の先を考えます。そのおかげで私は、IT業界が速いと思ったことがありません。正直に言うと遅いと感じています。なぜならば、すべて自分が考えた「その先」の一部でしか過ぎないからです。先に想定していることが新発明されても気になりません。すべて予想内です。
 だったら特許を取得すればいい思う人がいるでしょう。私もそう考えた時があったのですが、日本の特許制度には不備が多く、知的財産泥棒に盗まれるだけなので、得られるのは苦労と被害だけです。何の利益も生み出しません。ですから、日本ではイノベーションとか、特許で商売をするのは無理です。大人の力の勝負になるので、大企業ならばできるでしょうが、私個人には何もできません。日本は遅れている国なので商売がやりにくい国なのですから仕方がありません。日本に住んでいるから、それを前提に商売をするしかありません。経済状況が悪くなるのは至極当然です。明らかに政府が足を引っ張っています。
 ですから私は政府に期待せず、常に自分ができることの一部である、すでに発表されている技術を使ったものでしか商売をしません。盗まれると損失になりますが、盗まれないものならば利益になります。選択肢を減らされている状態ですから、初めは不満でしたが意外とこれも楽しいです。制約が多い中仕事を達成すると喜びもひとしおです。限られた選択肢の中で、創意工夫していると技術力が磨かれさらなる発想を生みます
 私がこの記事で言いたいことは、既存のものに満足せず常に探求心を持ち続け、厳しい制約の中自分を磨く姿勢が大切だということです。日本は閉鎖的で誰しも不満を抱えて生きているでしょう。しかし、その不満の中で喜びを見出し、自分を磨き続けるという考えが人生に世転びをもたらすと思います。日本は技術大国と呼ばれていました。技術大国は昔の事です。しかし、技術者として考えれば、古来から連綿と続く技術者魂を持って生き続けるのが一番幸せだと思います。冷静に経済面だけを考えれば、それが報われることはないでしょう。しかし、その生き方こそが技術者そのものなのではないでしょうか?
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テーマ : 情報処理技術
ジャンル : コンピュータ

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