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情報集合論(仮名) 限界は人間の錯覚

 この記事は自分用のメモです。無限次元体を相手にしたとき明らかになる事実は、限界があって人間がそこに到達するのではないというものです。理論的な上限は、人間が命名し、条件を定めた時点で発生します。例えば、要素数が3の集合に冪演算を実行すると、8個の要素を持つ冪集合が生成されます。ならば、要素数4の集合を作ってから、冪演算を実行したほうが要素数が多いのは明らかです。これは人間が作る学問の本質だと思います。
 原子よりも細かい要素が発見されると、人間の学問は発展します。その原因は情報が増えたからです。ということは、人間が認識できる情報を増やせばよいのです。人間の五感を文明の力で増やせば問題は解決です。それを繰り返せば、人類が保持する知識集合の要素数が増えます。この考えから私は量子力学とカオス理論を連想します。
 無限に存在する情報に対し、人間の能力は有限です。情報をどのように取り出すのか、それにより解釈が異なりますし、ほんの少しの情報の差だけでも多大な誤差をもたらします。人間は主観で物事を考えがちなので、あたかも世界が変わったかのように感じます。しかしそれもまた錯覚であり、情報の切り口を変えたのにすぎません。情報は無限次元体であり、どのようにカットしても、人間が納得できれば真実として存在するように感じるのです。ある意味全てが錯覚だといってもよいでしょう。
 人間はおごり、真理を明らかにするという考え方で知識体系を構築します。しかしながら、所詮人間の能力は有限です。真実の欠片をつなぎ合わせて自己満足しているだけです。先入観を捨て、謙虚な心で無限次元体を分析する必要があるでしょう。
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テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

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