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C#文法リファレンス - 型推論(ローカル型推論)

概要
 型名を省略し、C#コンパイラに型を推測させます。

日常でたとえると
 1234といったら数字だとわかる。長い夫婦にもなると全て「あれ」と「それ」で通じてしまう。

使用に適した状況
 型に関心を持って欲しくない状況下が適しています。つまり、データではなく、何をしているのかを伝えたいときに使用するのが最適でしょう。面倒だから省略するという方針で乱用するのは避けるべきです。
 なお、匿名型はその性質上、型推論とセットで使用します。

サンプル

/*----------------------------------------------------
 * 
 *  型推論
 *  
 ----------------------------------------------------*/
using System;
using System.Collections.Generic;

class Foo { }
class TypeInference
{
    //フィールドは型推論出来ない
    //var obj;

    static void Main()
    {
        //値型を推論できる
        var i = 100;
        Console.WriteLine( "変数の型は" + i.GetType( ).Name );

        //参照型を認証できる
        var obj = new Foo( );
        Console.WriteLine( "変数の型は" + obj.GetType( ).Name );

        //ジェネリック型を推論できる
        var list = new List<int>( );

        //Null値を推論する事は出来ない
        //var x = null;

        //推論出来ないので必ず初期化しなければならない
        //var y;

        //ラムダ式には指定できない
        //var foo = str => Console.WriteLine(str);
        //Console.WriteLine( "変数の型は" + foo.GetType().Name );

        //終了
        Console.ReadLine( );
    }
}


文法
 ローカル変数の時に型名を指定せず、varキーワードを記述します。

解説
 静的な型システムを採用したプログラミング言語において、オブジェクト指向プログラミングは基本的に型を重視します。型名が一目でわからないと、オブジェクト指向設計が正しく反映されていないかチェックできません。しかしながら、常に型名が必要なのではありません。型名を省略したほうが意図を伝えられる場合があります。具体的には、何のデータかではなく、何をしたいのかが重要な場合です。そういった場合に、熟慮して型推論を使用すると効果的です。考えないで乱用すると、コードが読みにくくなり、保守性が下がります。
 その他にも、他の.NET系言語との連携でも使用します。例えば、動的型システムを採用した言語のオブジェクトは、コンパイラに聞いた方がよいでしょう。
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