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初心者のためのC#プログラミング本格入門117 - エラーを区分しつつ前に進もう

 この記事は、初心者のためのC#プログラミング本格入門116の続きです。前回は、学習を継続するためのコツと、さらなるプログラミングの考え方について解説しました。今回は、新しい機能を追加する際に注意するべき点について解説します。
 前回のテストをパスするプログラムは、「指定した位置に指定した値を設定する」です。簡潔に記述すると、こんな具合になります。

//関係のないプログラムは省略
partial class SimpleList 
{
    public void Insert( int index, int value )
    {
        this.data[ index ] = value;
    }
}

エラーが生じる部分がないと感じるほどシンプルなプログラムです。しかし、テストを実行すると、予想に反してエラーが表示されます。
 この様な状況下では、冷静にエラーメッセージを読むとよいです。人間は誰しも間違いをします。そんな時、初心者は慌てがちですが、慌てないでエラーメッセージを読むと解決するケースが大半です。テストは間違っても大丈夫なように用意するものですから、間違っても慌てる必要はありません。テスト段階でエラーが出るのは健全であり、何ら気にする必要はありません。本当に問題なのは、間違っていることすらわからない事なのです。今回の場合、スタックトレース(プログラムが実行された順番)が表示されていますので、その部分を読むと、問題の場所が分かると思います。
 スタックトレースによると、エラーが発生している箇所は、Insertメソッド用のテストではありません。以前、例外処理を体験するために意図的に用意したプログラムです。一緒にプログラムを改良しましょう。
 1つめのエラーは、OneElementAddテストで発生しています。簡単にわかる方法は、CtrlキーとGキーを同時押ししてください。そうすると、「指定行へのジャンプ」と書かれたボックスが表示されるので、そこの欄にスタックトレース内のSimpleListTest.csファイルの行数が書かれていますので、その数値を入力します。そうすると、直接そこにカーソルが移動しますので大変便利です。その行の前後を読むと、Countプロパティの値がおかしいことがわかります。次に、Countプロパティのプログラムを読むと、必ず0を返すようになっています。これは、エラーを体験するために書いたものなので、正常なプログラムに書き直します。

//関係のないプログラムは省略
partial class SimpleList
{
    public int Count
    {
        get { return this.insertIndex + 1; }
    }
}

書き直したらテストプログラムを再度デバッグ実行(ショートカットはF5キー)してください。すると、エラーメッセージが2つも消えます。初心者の方は戸惑うかもしれませんが、こういうことはよくあります。エラーメッセージが多くても、問題の個所が1つの場合もあります。エラーメッセージが多くても問題個所が少ないかもしれません。覚えておくと慌てなくなると思います。途中ですが、読みにくくなるので次回へ続きます。
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テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

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