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ネタつつき154 - 技術者の原点は幼心にあり

 私は自分を鍛えるためによく自己分析をします。その中で、自分の技術者としての原点が気になったので分析視してみました。その結果が面白いのでブログに書くことにしました。
 予想できた人はあまりいないと思いますが、私の技術者の原点は赤子の頃にあると思います。何故か私は赤子の頃を覚えています。その思い出の中で、今から思えば技術者魂を感じたエピソードがあります。それは、蟻の研究です。
 私は赤子の頃、暇だったこともあり、ベビーカーに乗りながらよく蟻を観察していました。蟻は一見規則的に行動しているように見えますが、働いている蟻、働いていない蟻、列を乱している蟻、列を整列させている蟻、食べ物を運んでいる蟻、斥候をしている蟻・・・など様々な蟻が居おり、不規則な動きをしていました。蟻はよく統制がとれており、規則的に動くといわれていますが、私の観察ではそうは見えません。むろん何らかの規則性もあるのですが、規則性とともに不規則性がそこにありました。おそらく、原則が決まっているのと同時に、イレギュラーに対応もしくは備えをしているのではないかとと思いました。
 例えば、蟻の道筋は決まっていますが、大きなものが道を防いでいるなどの何らかの事故があった場合、それに対応して道筋を変えています。始は後続のものが戸惑うものの、何らかの伝達がいきわたるようで、徐々に新しいルートに馴染んでしまいます。蟻は機械的で固い硬直した生き物なように言われていますが、実はすごく柔軟で有機的な生き物なのではないでしょうか?
 そうしたことを、赤子特有の時間を使って考えていました。小学生のころは、1+1=2の原理が気になってたまらなくなったりしました。暗記するのは一瞬ですが、問題なのはその先なのです。普通の人は気にしないものなのでしょうが、技術者というものはそういった奥深くが気になる生き物なのです。
 それらに共通しているのは愚直なまでの探求心です。今から思えば私は、芯の部分は赤子の頃から変わっていません。何でも興味を持ち、他の事をなげうって研究にいそしみます。
 技術者の定義はいろいろあると思いますが、私は多くを占めているのは愛と情熱だと考えています。技術者は深く考えるのが仕事であり、技術力がなければ勤まりません。人という生き物は、そこに愛と情熱がなければ、技術力を生涯かけて磨くなんてことしないでしょう。
 もしかしたら技術者というものは、幼心を持った大人がするものなのかもしれません。3つ子の魂百までとはよく言ったもので、人間の芯はそう変わりません。そう考えれば、幼いころから持つ性質を引き継いでいるのは当たり前なのでしょう。世間一般では、大人と子供は明確に分けれているように言われていますが、一人の人間である以上、それほど明確に分かれていないものかもしれません。
 貴方の特徴は何でしょうか?そしてその特徴はいつから持っているのでしょうか?一度そのルーツを考えてみると面白いかもしれません。
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テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

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