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C#文法リファレンス - クラスの継承(子クラスを定義)

概要
 既存の型を拡張した、新しい型を定義します。この時既存の型として指定する肩を親クラス、新しい型の方を子クラスと呼びます。子クラスは何のプログラムを書かなくとも、親クラスの定義(メンバーや仕様)は全て持っています。

日常でたとえると
 動物はみな動きます。人間は動く、ネズミは動く、猫は動く...とか、いちいち動物の基本性質の事を言いません。それをプログラミングの世界では継承と呼びます。

使用に適した状況
 既存のプログラムを極力保持したままで、提供する機能を増やしたい場合。

サンプル

/*----------------------------------------------------
 * 
 *  クラスの継承
 *  
 ----------------------------------------------------*/
using System;

class Parent
{
    public void Print()
    {
        Console.WriteLine( "親クラスのメソッドです。" );
    }
}

class Child : Parent
{
}

class Sample
{
    static void Main()
    {
        //親クラスのメソッドは必ず備えている
        //親ができる事は子もできる
        Child obj = new Child( );
        obj.Print( );
    }
}


文法
 クラス名、「:」(コロン記号)、親クラスの名前の順に記述します。

解説
 オブジェクト指向プログラミングの目的のうちの1つは、既存のプログラムをそのままにしながら提供できる機能を増やすことです。この目的を実現するのが継承です。クラスの継承は、既存のクラスを拡張し、プログラムの再利用性を高めます。
 どうやって既存のプログラムを変えないで機能を増やすのかというと、型の振る舞い(動作や機能の事)を保証することによってなされます。既存のプログラムと同様の事が実行できればプログラムを変える必要はありません。この考え方から、子とされたクラスは、何も書かずとも、親クラスができる事(備えているメンバー)は全て持っています。さらに、子クラスは親クラスを拡張するものであり、新しいメンバーを追加することができます。これにより、既存の極力プログラムを変えないで、新しい機能を追加することが可能となります。
 ただし、子クラスが親クラスの特徴を継承するからと言って、面倒だから子クラスにしてしまうという安易な考えは駄目です。親クラスができる事をすべて子クラスができるという事は、先ほど言ったように、クラスの継承は親クラスの保証をも引き継ぐことを意味しています。従って、子クラスは親クラスが保障することは全て保障せねばなりません。
 もし、一部のプログラムを採用したいものの、保証は継承できないのであれば、子として定義するのではなく、内部でほしい機能を持ったオブジェクトを使用しましょう。
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テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

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http://twitter.com/indori
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