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C#文法リファレンス - イベントの定義と使用

概要
 ボタンがクリックされた、テキスト値が変化した、・・・などといった事象から、適切なメソッドを呼び出すようにしたい場合、イベントという機能を使用します。

日常でたとえると
 インスタントラーメンを食べる時、3分で音が鳴るように時計をセットする。アマゾンの買い物が届いたら受け取ってほしいと、家族の人に頼む。といった日常でごく普通にある事柄です。

使用に適した状況
 何らかの事象が生じたら、適切なプログラムを実行したいとき。文章にすると難しいですが、Windowsプログラマーならよく知っていると思います。それゆえに、使用頻度が高く、GUIプログラミングでは必ず使用しているといっても過言ではないでしょう。

サンプル

/*----------------------------------------------------
 * 
 *  イベント
 *  
 ----------------------------------------------------*/
using System;

//1:独自イベントに引き渡す情報を定義
class FooEventArgs : EventArgs
{
    public readonly string Message;
    public FooEventArgs( string msg )
    {
        this.Message = msg;
    }
}

//イベントの通知を行うクラス
class FooClass
{
    //2:イベントメンバを宣言
    public event EventHandler< FooEventArgs > FooEvent;

    //3:イベントの発生を知らせるメソッドを定義
    public void OnFoo( FooEventArgs e )
    {
        //スレッドセーフにする為にデリゲートのフィールドを一時変数にする
        EventHandler<FooEventArgs> temp = FooEvent;

        //イベントに登録しているオブジェクトがあれば通知
        if ( temp != null ) temp( this, e );
    }

    //4:入力をイベントに変換するメソッドを定義
    public void SendFoo( string msg )
    {
        FooEventArgs args = new FooEventArgs( msg );
        OnFoo( args );
    }
}

//イベントを試すためのクラス
class Sample
{
    //5:イベントで呼ぶメソッドを定義する
    static void Foo( object sender, FooEventArgs e )
    {
        Console.WriteLine( e.Message );
    }

    static void Main()
    {
        //6:イベントオブジェクトに呼び出すメソッド登録する
        FooClass obj = new FooClass( );
        obj.FooEvent += new EventHandler<FooEventArgs>( Foo );

        //7:イベントを実行
        obj.SendFoo( "イベント発生!" );

        //8:必要がなくなったらイベントの登録を解除
        obj.FooEvent -= Foo;
        obj.SendFoo( "イベントは発生しません。" );

        //終了
        Console.ReadLine( );
    }
}


文法
 手順が複雑なので注意してください。無理に覚えようとはせずに、必要なときに調べて書いていると自然と身に付きます。

解説
 WindowsでGUIプログラミングをしているとき特にそうなのですが、ボタンがクリックされたらどうするか、入力されたテキストが変わったときどうするか、・・・といった、何かの動作をきっかけに、何らかのプログラムを実行したい状況が多々あります。そういったときに使用するのがイベントの文法です。
 イベントはデリゲートを元にし、いくつかの糖衣構文を使用して書きます。糖衣構文を具体的にあげると、イベントの登録と解除が該当します。試しにILを見てください。多くのプログラムが記述されているのが確認できます。
 イベントはそのプログラム量からもわかるように、結構重量級の機能です。無暗に使用せずに、本当に必要な状況を見極めて適切に使用しましょう。イベントを覚えたての頃は、面白い機能であることも手伝って、使用したくなるものです。ですが、イベントを想像すると、あらゆる場面で使用できます。衝動に駆られるままに、あらゆる状況でイベントを定義すると、コードがスパゲッティのように絡まってしまいます。十分に注意してください。
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ジャンル : コンピュータ

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