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Dをつつく24-反復文2。お決まり手順は省略。

D言語の反復/繰り返し処理の記事はこれで最後ピヨ。
せっかちだけど、さっそくサンプルプログラムを見てね。

import std.stdio;

int main( char[][] ) {
    string[] array;
    array.length = 5;
    array[ 0 ] = "中博俊";
    array[ 1 ] = "じゃんぬねっと";
    array[ 2 ] = "夏椰";
    array[ 3 ] = "なおこ(・∀・)";
    array[ 4 ] = "まゆりん";
 
    writeln( "わんくま同盟の皆さんを番号順に", 
        array.length, "名表示します・・・" );
    foreach( int i, string str; array ) {
        writeln( i, "番", str, "さん" ); 
    }
    return 0;
}

D言語のforeach文はちょっと面白いピヨ。 VB.NETでは普通一つの要素を指定するんだけど、D言語の場合は インデックスと値の両方を指定できるピヨ。 ちょっと凄いよね。今回のサンプルプログラムでもこの機能が役立ったピヨ。 地味だけど結構便利だよね。
話しは変わるけど、実はこのサンプルプログラムforeach文以外の注目ポイントがあるんだ。 分かったかな?注目点はstringの文字列型ピヨ。 D言語では文字列はinvariant(char)[]の代わりにstring が用意されているピヨ。 いちいちこんなにもタイプするの面倒だから特別にstringが用意されているんだ。親切だよね。 でもstringはタイプ量を減らすだけの効果ではないんだ。 サンプルプログラムの代入文をよく見てごらん。"文字列".dupがないよね。これはinvariantキーワードが指定されているからなんだよ。 stringは実に便利だよね。
これからは、char[]よりもstringを使用しよう。
D言語にはまだ他にもforeach range 文という見慣れない文があるんだ。 今回はちょっと長いけど、がんばってforeach range文をつつこう。


鳥ゃーバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサ

import std.stdio;

int main( char[][] ) {
    string[] array;
    array.length = 5;
    array[ 0 ] = "中博俊";
    array[ 1 ] = "じゃんぬねっと";
    array[ 2 ] = "夏椰";
    array[ 3 ] = "なおこ(・∀・)";
    array[ 4 ] = "まゆりん";
 
    writeln( "わんくま同盟の皆さんを番号順に", 
        array.length, "名表示します・・・" );
    foreach( int i; 0..array.length ) {
        writeln( i, "番", array[ i ], "さん" ); 
    }
    return 0;
}

foreach文と違って foreach rang文は開始値と終了値が指定できるんだ。 だけどその代わり、 foreach rang文はインデックスと値を指定できないんだ。 何故なら、 foreach rang文の変数はカウンタ だからピヨ。何にでも長所と短所があるって事だね。
今回はお疲れ様でした。お終い。
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テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

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