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中の人の徒然草460 不条理な空気国家日本を憂慮する

 日記なのでここ数日に考えたことを書きます。
 原発の汚染水問題が心配なインドリです。確かこの対策費として470億円計上されており、確か原発関連に1兆円ほど国家予算が充てられたと思います。税金を投入することに違和感がない人が多いようですが、私はどうしても納得がいきません。
 そもそも電力会社が総括原価方式なのに納得がいきません。この時点で、国から特別な配慮がなされているのは明白です。国から特別に絶対に利益が出るように便宜を図ってもらっているのです。この方式は公共事業が使っているものですから、電力会社は公共的な組織とみなされているのでしょう。汚染水事件と何の関係があるのか疑問に思うで省が、この件に関しては後で関係してきます。
 さて、普通の企業は、利益を出すためにコスト削減に精を出します。もちろん原価を考える行為は、コスト削減だけに限ったものではありません。原価計算は儲けの仕組みそのものであり、それ以上の意味合いがあります。しかし、電力会社は、総括原価方式なので考える必要がありません。何をしても絶対に利益が出るのです。
 以前、電力会社のコスト計上として、怪しいものを加算している事が報道されました。如何にも会計上のあくどいトリックのように報道されていたこともありました。しかし、私は起きるべくして起こった当然の結果だと思います。悪いコストも何も、会計上はただの勘定科目です。勘定科目に金額を計上しているだけなので、消費者心理を無視したことはいくらでもできます。特別な工夫なんてしなくても、普通に消費者を裏切れます。
 通常の企業が消費者を裏切るようなコストを計上しないように努力する理由は、「儲からない」からです。しかし、電力会社は絶対に儲かるように設定されています。従って、電力会社は消費者感情を配慮する必要がありません。しなくても儲かるのですから、システム上誰が経営してもそうなると思います。
 ここで問題となるのは、汚染水対策のコストをケチった行為です。何故人の安全に関するコストだけケチったのでしょうか?おそらく「想定外だった」と逃げるでしょうが、技術者にとって想定外は「考えなかった」事を意味しますから、高くつくから安全について考えなかったといっているだけです。コスト計上し放題なのにもか関わらず、安全に関するコストをケチったのですから、非常に根深いものがあると思えてなりません。
 さらに、絶対に儲かるように配慮した上で、余分に国民からお金を徴収し、それを対策費に充てるのですから、もう何がなんやらわかりません。おまけに責任を追及しません。
 政府は問題が起こったら「電力会社の責任だ」として政府の関係者は責任を取りません。だったら電力会社の経営者に責任を取らせないとおかしいのですが、それも「想定外」と「ただちに死亡しないから科学的に立証できない」(ただちに死亡しないから認めない)です。
 政府は都合が悪いときは電力会社に責任があるといっておきながら、その肝心の責任を問いません。おまけに被害者である国民からまだ税金を徴収します。
 普通の民間企業と比べると、絶対に損をしない楽な経営であり、コストを意識する必要がなく、人命すら意識する必要がない。そんな企業が、責任も取らず、被害者からお金をいただいている。これは非常に異常な事態です。
 さらに言えば、政府の組織なのか、独立した組織なのかすらはっきりしていません。言う都度立ち位置が変わり、それを理由に誰も責任を取りません。さらに、お金を要求し放題です。
 このいい加減な状態を納得して受け入れられるもしくは、理論的整合性があると考えている人は、どのように考えているか、不思議でなりません。
 税金を投入するのであれば、せめて責任を取らせ、被害者及び国民に謝罪して、再発防止をさせなければ納得がいくはずがありません。今まで通り、コストと人命を無視できる状態にしたまま税金を充てるのはいったいどのような理論なのでしょうか?
 税金を充てないにしても、原発に関する人災に納得がいく説明と謝罪がなされていません。この国がまともな法治国家であるならば、放置されている現状はいただけません。
 それにしても、この国は本当にまともな法治国家なのでしょうか?また、自由経済だとも思えません。特別な配慮の下で、どれだけ酷い経営をしても超法規的にお金をもらえ、国民の人命と財産に対して被害を与え放題の組織がある現状を一体どのように説明するのでしょうか?
 他にも原発事故は健康上問題がないと言い張る人が居るのが不思議です。本当に放射能などが健康上全く影響ないのであれば、対策をする必要すらありません。コストを掛けずに、全ての先進国がそのまま垂れ流しするでしょう。何らかの対策の必要があるという時点で、健康に害があるのです。万が一、健康に被害がない可能性があるとしても、そんな博打を強制でさせられるのは納得がいきません。勝手にお金を取られて、自分の命を懸けて博打をさせられる。そんな事をまともだと言い張る人が居るのが不思議でなりません。本当にそう思うのであれば、他人を強制せず、自分の体を使って博打をしてください。それでもし、20年後無事ならば誉めます。とはいえ、当たったら死、当たらなくても利益がない博打をする意味そのものがありません。何故、博打を理論的だと言い張る人が居るのでしょうか?何らかの利益があるのかな?
 理論的にというのであれば、確率論から考えなければおかしいです。仮に原発事故で健康被害がない可能性をXとします。期待値は0です。なぜかというと、健康何の影響もないと主張しているからです。この場合、健康被害がある可能性は1-Xです。期待値は「わからない」(死がないとは言い切れない)から―∞です。という事は、最終的な期待値は、( 0 * x ) + ( ( 1 – X ) * -∞)となるので、最終値は-∞です。理論的に考える人ならば、安全対策をするべきだとなります。これが普通の「論理的な考え」です。健康に被害がないと思う人が、安全性を心配する人を、「非理論的な感情論だ」と非難する理由がわかりません。それこそ非理論的です。
 オリンピックもいいのですが、問題を直視せずに、楽しさに逃げてよいのでしょうか?私は疑問に思えてなりません。経済対策についても同様です。ここ最近政治家は、こんないい加減な状態を野放しにして、経済をよくするといっていますが、まったく説得力がありません。そもそも、政治家は立法するのがお仕事のはず。ちゃんと立法してから、言っていただきたいです。そもそも、自由経済は国民が適切なルールの下にするものです。立法を怠り、問題解決もできず、異常な状態を野放しにして、業務外の事をしない欲しいです。
 日本は「非理論的な空気で考える国」とはよく言ったものです。いい加減に、理論的に考えるべきだと私は思えてなりません。「いつ考えるのですか?今でしょう!」
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