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ネタつつき198 - 立法システムはどうあるべきか

 以前日本の国家システムについて書きましたので、今回は立法システムについて書きます。結論から言いますと、日本の立法システムは最悪です。これから、その理由と改善案を書きます。
 立法システムの役割とは何でしょうか?私は「良質な法律を生産する」だと思います。リソース配分や外交的なこともしていますが、システムではそれ自体が間違いであり、法律の生産能力を第一に考えるべきだと私は思います。
 立法府をシステム的に考えると、問題発生件数 < 立法生産能力 でないと、国が停滞するのは明白です。しかしながら、現在の日本はこの立法生産能力が限りなく低い状態で、毎年問題が増えています。これは、「みんなで決める」という、集団作業の弱点をそのまま行っているのが原因だと思います。また、立法にかかわる人の報酬、権限、責任のバランスが滅茶苦茶なのも原因だと思います。
 集団だから何でもよいというのではありません。集団作業をしても、逆に生産能力が下がる方法があります。それが今、日本の立法府がしていることです。集団作業の弊害は、交渉コストが高すぎて、生産できない事です。まさしく日本ではそうです。衆参合わせて722人のうち過半数が合意するまで法律が作れないというのは、非常に非生産的です。さらにいえば、議員立法と内閣立法の過程において、合意交渉が多すぎます。日本の企業の意思決定が遅すぎて、世界では戦えないのと同じ理由だと思います。
 さらに悪いことに、集団作業では責任がうやむやになる性質があります。現状でも、どれだけ悪法を立法しても、だれも責任を取りません。また、報酬が一定なので、立法を妨害したり、選挙活動という名の就職活動に専念したりしていても、一定の報酬が自動で貰える状態です。立法しても報酬が増えないので、国会議員が生産能力をアップさせようと、真剣に考えるはずがありません。集団作業における悪い面が全てあらわれているのが日本の現状です。
 こういうことを書くと、民主主義とはそういうものだという人がいるでしょう。しかし、民主主義=非生産的ということはありません。アメリカの民主主義は日本よりもスピーディです。日本の民主主義の生産効率が悪いだけなのです。非常に憂慮するべき惨状です。
 日本は法治国家なので、全ての問題が法に帰します。その法律の生産能力が低いのですから、不景気になるのも当然ですし、自殺者数が3万人を超え、原発問題や年金問題が解決しないのも至極当然だと言えるでしょう。
 では、どうすればいいのかといいますと、平行処理をすればいいと思います。個々の議員が責任を明確に持ち、平行的に作業することにより法律の生産能力は確実にアップします。生産能力に応じて報酬が定まるようにすれば、自然と生産能力もアップします。そもそも、「みんなで同じことを考える」という日本の悪習が効率を悪くしています。責任をもって、分担作業して初めて集団作業の長所が生まれます。
 アベノミクスに足りないのは、こういった自己改善です。不備があるシステムの上で、当事者がそれを考えられないのは当然なので、私たち国民が考えるべき事柄です。やる気がある議員がこういった事柄を発案しても、さぼっている議員が妨害するでしょう。楽して儲かるシステムがある以上、それを改善できないのは人間の性だと思います。期待して待っていても、自ら楽に儲かる状態を放棄するとは考えられません。
 さらに悪いのが、固定人数だという点です。固定人数だということは、資質がない議員でも当選してしまうことを意味します。さらにその悪い議員が投票権を握っているので、よい法律を効率よく生産できないのは当たり前です。議員が善人である確率が50%だとします。ということは、2の722乗分の1の確率でしかよい構成員が得られないということになります。要法律ができる確率は、それ掛ける適切な判断を下せる確率です。722人が法律にかかわるすべての事象を賢明に判断できる確率は何%でしょうか?そもそも、全ての事象を理解している国会議員は一人でもいるのでしょうか?そんな奇跡を待っている間に日本は滅んでしまいます。日本が衰退しているのは、明らかにこの立法システムが酷すぎるのが原因です。お上任せという行為は、奇跡を信じて待つ行為にほかなりません。国は奇跡で維持できません。国が滅んで困るのは国民です。海外に逃げても、国が滅べば奴隷扱いされるのが関の山です。国を失った民族が何をされるのかは、歴史で証明されています。国民はこの事実から目を背けずに、真剣に考えるべきだと私は思います。
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