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C#文法リファレンス - アクセスキーワード

概要
 親クラスのメンバーもしくは、自己のメンバーへのアクセスを、アクセスキーワードを使用することにより使い分けすることができます。

日常でたとえると
 お客様からの要求に対して、上司がする仕事と、自分がする仕事を振り分ける。

使用に適した状況
 意図を明確化するために、使用できる状況では常に使用するのが最善だと思います。

サンプル

/*----------------------------------------------------
 * 
 *  アクセスキーワード
 *  
 ----------------------------------------------------*/
using System;

class Parent
{
    public virtual void Method( )
    {
        Console.WriteLine( 
            "baseキーワードで、親クラスのメソッドが呼び出されました。" );
    }
}

class Child : Parent
{
    public override void Method( )
    {
        base.Method();
    }

    private void MyMethod( )
    {
        Console.WriteLine(
            "thisキーワードで子クラスのメソッドが呼び出されました。" );
    }

    public void CallMethod()
    {
        this.MyMethod();
    }
}

class Sample
{
    static void Main( )
    {
        //baseキーワードで親のメソッドを呼び出す
        Child obj = new Child();
        obj.Method();

        //thisキーワードで子メソッドのメソッドを呼び出す
        obj.CallMethod();

        //終了
        Console.ReadLine();
    }
}


文法
 「base」キーワードは、親のメンバーにアクセスします。「this」キーワードは自己のメンバーにアクセスします。始めは使い分ける意味が分からないと思いますが、実践でオブジェクト指向プログラミングをするとわかるようになります。

解説
 オブジェクト指向プログラミングでは、常にメンバーの所属先を意識しなくてはなりません。何故ならば、親はフレームワーク的な役割を果たすことが多く、親のメンバーを呼び出さないと、想定する処理ができなくなる恐れがあるからです。現場で使用する際には、親のメンバーをどのように呼ぶのか、明記しておくのが賢明だと思います。baseキーワードは処理の頭、中間、最後の3つの場所に指定できるので、どこで呼ぶことを想定しているのかを、ちゃんと明記しておかないと、プロジェクトに混乱をもたらします。
 thisキーワードはデフォルトなので、一見不必要に見えます。しかしながら、チームで仕事をする際には、誰でもコードを読めるように、thisキーワードを明記しておくほうがよいでしょう。開発環境が支援してくれるので、大した労力になりませんし、込み入ったオブジェクトの場合、明記しておくことの効果は大きいです。また、自分の意思を明確にする効果もありますので、面倒くさがらずにthisキーワードを指定しましょう。
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テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

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Author:インドリ
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色々な情報処理技術を啄ばむから楽しみにしてね。

http://twitter.com/indori
は別人による嫌がらせ行為です。
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