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C#文法リファレンス - 独自の型変換を定義

概要
 自分で定義した型に、型変換機能を付与することができます。

日常でたとえると
 マニア同士が物々交換をする。

使用に適した状況
 型を変換できるとメリットがあるとわかっている場合。強力な機能ですが、ほかの機能と同様に多用は禁物です。使用する際には、型変換を採用したコードが、他のプログラマーにとって分かりやすいか、慎重に検討しましょう。型変換演算子を多用したコードは、トリッキーになってしまう可能性があります。

サンプル

/*----------------------------------------------------
 * 
 *  型変換演算子のオーバーロード
 *  
 ----------------------------------------------------*/
using System;

class Foo
{
    public int Value{get;set;}
    public Foo( int value ){ this.Value = value;}

    //独自の暗黙の型変換を用意
    public static implicit operator int ( Foo obj )
    {
        return obj.Value;
    }

    //独自の明示的型変換を用意
    //※喪失する情報がある際に使用
    public static explicit operator byte( Foo obj )
    {
        return ( byte )obj.Value;
    }
}

class Sample
{
    static void Main()
    {
        //Fooオブジェクトをint型へ変換
        Foo obj = new Foo( 500 );
        Console.WriteLine(
            "Fooオブジェクトをint型へ変換します・・・" );
        int v = obj; //暗黙で変換
        Console.WriteLine(
            "型:{0} = {1}", 
            v.GetType().Name, v);

        //Fooオブジェクトをbyte型へ変換
        Console.WriteLine(
            "Fooオブジェクトをbyte型へ変換します・・・" );
        byte b = ( byte ) obj; //明示的に変換
        Console.WriteLine(
            "型:{0} = {1}",
            b.GetType().Name, b );

        //終了
        Console.ReadLine();
    }
}


文法
 基本は静的メソッドで、Implicitもしくは explicitキーワード、operatorキーワード、 変換後の型の名前、変換対象のオブジェクトを丸かっこ付きで指定します。
 Implicitキーワードを指定した場合は、暗黙の型変換ができます。Explicitキーワードを指定した場合は、明示的な型変換ができます。

解説
 オブジェクト間に関係を持たせられると、プログラミングの幅が広がります。その一環として、C#には自分で型変換演算のオーバーロードを指定できるようになっています。
 型変換演算子をオーバーロードすると、多種多様なプログラミングができるようになる反面、思わぬトラブルの元になる可能性があります。型変換が絡んだエラーは発見が難しく、慎重に使用せねばなりません。従って、型変換演算子をオーバーロードする場合は、極力explicitキーワードを使用するとよいでしょう。そうすれば、メリットを受けられるのと同時に、型変換のバグを未然に防ぐことができます。
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ジャンル : コンピュータ

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色々な情報処理技術を啄ばむから楽しみにしてね。

http://twitter.com/indori
は別人による嫌がらせ行為です。
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