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C#文法リファレンス - #if関連のプリプロセスディレクティブ

概要
 各種プリプロセスディレクティブを使用すれば、条件によりコンパイルするプログラムを変更できます。

日常でたとえると
 状況や内容を判断して、報告書のレイアウトを変更する。

使用に適した状況
 プリプロセスディレクティブの使用自体、あまりお勧めできませんが、プロジェクトの作業体制により、やむ得ないときがあります。例えば、基韓系業務システムにおいて、個別に実装するのではなく、カスタマイズという形で提供したい場合、プリプロセッサディレクティブを使用する可能性があります。

サンプル

/*----------------------------------------------------
 * 
 *  #if関連のプリプロセスディレクティブ
 *  
 ----------------------------------------------------*/
#define FOO //定義
#define BAR
#undef FOO //定義の無効化
#define PIYO
using System;
class Sample
{
    static void Main( )
    {

#if FOO && PIYO //複数の条件を指定可能
        Console.WriteLine( "FOOが定義されているピヨ。" );
#elif FOO
        Console.WrteLine( "FOOが定義されています。" );
#elif PIYO
        Console.WriteLine( "PIYOが定義されているピヨ。" );
#else
        Console.WriteLine( "何も定義されていません。" );
#endif

        //終了
        Console.ReadLine();
    }
}


文法
 「#」記号を付けるのがポイントです。それ以外は通常のif文と変わりませんが、else if などが省略名になっているので注意してください。また、変数の定義を特別なキーワード(#define)で行う必要がある点に注意してください。

解説
 コンパイル方式は古来、コードをテキストとみなす考え方が基本でした。具体的には、コードをテキストとみなし、直接テキストを変更することにより、コンパイルで出力するバイナリを変更する方法があります。これをプリプロセッサ方式と呼びます。
 プリプロセッサ方式は、コンパイラはテキスト変換プログラムとみなせるので、コードを解釈する前に、テキストそのものを変えてしまえば、出力するバイナリを変更できるという理屈で作られたものです。
 C#言語にもC言語にあったプリプロセッサ方式があります。しかしながら、プリプロセッサ方式は原始的なものであり、乱暴な方法だといえます。いまどきのコンパイル方式は、コードをただのテキストとみなさず、メタ情報とみなしています。特にC#が採用している、型ベースのオブジェクト指向もその考え方に基づいています。
 従って、プリプロセスディレクティブは、他に手段がないときに限って使用するべきだといえます。プリプロセスディレクティブを使用しなくても、オブジェクト指向分析とオブジェクト指向設計をちゃんと行っていれば拡張性が高い実装にできます
 なお、C#にプリプロセッサはありません。擬似的に処理をしているだけです。この点からも、プリプロセスディレクティブの使用が例外的な方法だという事が伺えます。
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