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ニュースを分析第1回 ー 靖国参拝問題の分析

 分析能力を鍛える事を日常的にするために、ニュースの情報を分析します。第1回目は、靖国参拝問題です。このニュースを選んだ理由は、不可解かつ非論理的であり、情報分析のよい題材になるからです。
 今年に入ってから、引き続き靖国参拝問題が報道されています。今度は、新藤総務相が参拝されたとのことです。安倍総理の時ほどヒステリーな文面ではないのですが、どうやら、報道機関は靖国神社を参拝することを非常に問題視しているようです。自国の神社を参拝して何が問題なのでしょうか?実に不可解なので、調べてみました。
 靖国神社の歴史を調べてみると、明治天皇が国家のために一命を捧げられた方々を慰霊顕彰するために建設したとのことでした。神道の祭司でもあられる明治天皇が、そのようになされたことに別段問題は見受けられません。どこの国でもご先祖様をまつる神社のようなものはあるかと思います。もしなければ、神道特有のものでしょう。
 神道は祖先崇拝要素を持ち、八百万の神々ともいわれるように、自然現象などの神羅万象全てのものに対して感謝をする考えがあるので、靖国神社が誕生したのはごく自然の事です。
 この日本の道徳(神道は宗教というよりも習慣や道徳といったもの)に異議を唱えたのが中国と韓国です。論旨は、A級戦犯が祭られており、日本が侵略国家であると表明しているのと同じだからだそうです。これは明らかに誤解と無理解によるものです。
 問題は色々ありますが、他国の道徳からなる習慣に対して攻撃的な発言するのはいかがなものかと思います。しかしながら、考え方は国ごとに違って当然です。ですから私は、日本人から見たらおかしな考えであっても、そういう考えを持つこと自体は許容しようと思います。
 一番の問題なのは、日本の報道機関です。他国の誤解を解こうともせずに、付和雷同しています。真実を報道するという建前はどこに行ったのでしょうか?他国の人と同調せずに、冷静に事実を報道するのが、報道のお仕事だと思います。
 一番の誤解は、軍人が居る神社を参拝する=戦争を肯定すると捉えている点です。もしかしたら、中国と韓国の風習はそうなのかもしれませんが、日本人の感覚としては、「性別・職業・思想などの差別をせず、全てのご先祖様に感謝する。」というものです。神道が自然現象・物・人・あらゆる事象に対して感謝するところから、その発想が来ています。
 靖国神社はその名が示すように「国が安らかな状態になるように」祈る場ですから、戦争を肯定しているのではなく、戦争がない状態=安定を願って参拝するものです。日本人の中にも、「戦争を肯定するために参拝するからけしからん」と等といっている人がいますが、それは中国人と韓国人の発想であって、日本人の発想ではありません。
 事実を述べるのはこれで十分だと思いますので、これから、論理的に分析していきます。論理的に分析すると、「○○があるから侵略戦争を肯定している」というのは無理があります。
 この論理は、A級戦犯が祭られている=侵略戦争がよいと考えると、暗黙的になっています。この論理は、論理学の観点から言って、非常に無理があります。およそ論理といえるものではありません。
 A級戦犯の定義は、戦勝国が分類したものであり、罪の比重と侵略戦争を推奨する思想性とは関係ありません。従って、侵略戦争と結びつくものではありません。また、マッカーサー元帥が「日本人は自衛のために戦争をした」と述べているのですから、日本は侵略戦争すらしていません。従って、「○○があるから侵略戦争を肯定している」という命題は偽となります。根本から間違っています。それが正しいように錯覚する理由は、「矛盾した前提からはどんな論理も導き出される」という論理の性質によるものです。
 命題が偽なのですから、否定するのは非常に簡単です。「A級戦犯以外の人も祭られている」、「A級戦犯以外の人の方が多い」、「そもそも参拝の対象をA級戦犯の人だと特定するのはおかしい」、「A級戦犯とは戦勝国が定めた分類名であり、思想性とは一切関係がない。」、「靖国の意味は、安政だから戦争の真逆であり、反戦のための神社です。」・・・枚挙にいとまがありません。肯定する方が難しいです。
 私が思うに、靖国参拝問題の一番の問題は、日本の報道機関が冷静に事実を報道できない事だと思います。他国の人が日本の思想や習慣を理解できないのは、いわば当然の事でしょう。その誤解を解こうともせずに、付和雷同して肯定してしまうのは非常に問題だと言わざるを得ません。中国政府、韓国政府、日本政府、それぞれに問題はありますが、真実の報道を旨としている報道機関が正しい報道をしないというのは頂けません。報道の使命を口にしている本人が、それを守らないというのでは、自ら嘘つきだといっているのと同じです。嘘をつく企業を私は、信用できません。また、国益を損なっているのは、他国の誤解を解かずに、日本の名を傷つけ続けている報道機関自身だと自覚してほしいと思います。
 情報の価値は、信頼性が大きな比重を占めます。情報を販売する企業は、自らの商品価値を落とさないように努力してほしいと願っています。
 靖国神社問題から得られる教訓は、「考えもせずに他人の意見に付和雷同したり、誤解を放置したりすると、その問題は無限大に拡大する。」だと思います。日本の事なかれ主義の弊害の見本といえるでしょう。
 他者と意見が違ったり、誤解されたりするのは起こるべくして起こる事です。ですから、常に冷静に事実を知り、誤解と無理解を乗り越える努力を常に行うべきだと思います。
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