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ニュースを分析第5回 ー 今最も熱い大阪都構想について考えよう

 今、関西で最も熱いのではないかと思う時事問題があります。それは、大阪都構想です。大阪に住んでいる以外の人には関係のない話題だと思われるでしょうが、実は国家システムの変換句を意味しており、日本全体の問題だといえます。それ故に、既得権益者達が必死で抵抗しており、一部報道機関がネガティブな報道や、誹謗中傷に近い報道を頻繁にしています。今回は、そんな大阪都構想について、論理的に分析していきましょう。
 肝心なのは、大阪都構想とは何かという事です。それは、公式ホームページを見ればわかります。以前このブログで、一部の専門家にしかわからない説明である点を指摘しました。ですが、現在はわかりやすくなっているので大丈夫だと思います。公式ホームページの説明はよくできているので、トップページの説明だけ見ればOKです。これで、概要がわかります。深く考えたいときは、経営学(主に組織論の部分)と管理会計の知識が必要となりますが、その点については私が補足説明します。
 大阪都構想の目標は、二重行政の解決だそうです。これについては、私は大賛成です。日本の国家システムは、資源を無駄に食う割にはセキュリティが0の酷いシステムです。その理由の一つとして、二重行政が挙げられます。それが解決できるのですから、既得権益者以外の国民が反対する理由がありません。システムとは、より効率的に動作するように、改善していくのが基本です。
 ここで問題となるのは、本当に大阪都構想が特効薬になるかという点です。結論を先に言うと、特効薬ではないもののやらなければならない事だと思います。国家システムのような大規模なシステムを改善する特効薬は存在しません。そんな魔法はそもそも存在せず、一歩々地道に改善していくしかありません。特効薬なんてあれば、最初から問題は発生していません。改善するためにするべきことがあります。そのうちで最初にするべきことは、大阪都構想で言及していることと一致しています。
 この事は専門的な知識を要するので軽く説明します。組織を効率化するためにすべきことは、権限のコントロールと、資源配分の見直しです。ここでいう資源とは、時間・お金・人・物です。日本国民ならば誰もが知っていると思いますが、日本政府は非常に遅いです。いまだに原発事故問題や年金問題などを解決できていません。それがいかに、時間・お金・人・物を浪費しているか同意してもらえると思います。その原因は、いつまでも会議をしている、日本の風習にあります。サラリーマンの皆様は実感していると思いますが、日本は何をするにしても、会議で物事が一向に進みません。おまけに、責任者が曖昧で、何か問題が起きても「想定外でした。すみません。」で終わってしまいます。これでは、何も出来ない現状も当然だといえるでしょう。
 論理的に考えるときは、反論も検討せねばなりません。大阪都構想は確かによくできていますが、鵜呑みは危険です。何事も自分の頭で考える姿勢が大切です。反論としては、「大阪府と大阪市を一本化しなくても、やる気があれば二重行政は解決できる。」と、「区割りは大阪を分裂させる」です。検討していきましょう。
 「大阪府と大阪市を一本化しなくても、やる気があれば二重行政は解決できる。」について論理的に考えてみます。確かに一理ありますが、それは性善説だといえるでしょう。何故ならば、それならば戦後70年近く、何故やる気にならなかったのか疑問に感じるからです。また、「やる気」云々で政治が左右されるのは、国民として不満であり、戦後70年近くに及ぶ責任はどうとるのか問いただしたくなります。この「やる気があればできる」理論が正しいのであれば、やる気がなかった歴代首長に責任をとってもらわなくてはなりません。その責任をとるシステムがない、ゆとり仕事の結果が現状の問題を生んでいるので、一理あるものの性善説を前提とした、現実にそぐわない意見だと思います。もし本気でいうのであれば、歴代やる気がなかった首長に責任をとってもらい、今後「やる気がなければ罰則」を設けるべきです。
 「区割りは大阪を分裂させる」については、非理論的すぎます。行政の仕組みが変わったからと言って、ベルリンの壁状態になりません。行政がどのような区割りをしても、大阪の市民は普通に他の区を通行できます。分裂を言うのであれば、大阪市と大阪府が分裂している現状を容認するのはおかしいです。ダブルスタンダードで、非常に非論理的だといえるでしょう。
 今のところ、説得力のある反論がなく、大阪都構想については、維新側が圧倒的に論理的に正しいといえます。こういうと、偏っていると誤解する人もいるでしょうが、反論が非理論的なので賛成以外の意見を言いようがないです。それは感情ではなく、論理学による結論です。といっても、維新の会全ての賛成というわけではありません。大阪都構想を前提としたうえで、いかに妥当であるか検証するべきだと思います。むろん、他に良い案があれば、そちらを支持しますが、無限に時間があるわけではないので、他に妙案がない以上、大阪都構想をやるしかありません。
 日本人はどうも「完璧ではない」と新しいことを反対する体質があります。しかしながら、そもそも完璧な術は存在しません。いつまでも考えていれば、日本が崩壊するだけです。状況は常に変化するので、「今やるべきことをやる」のが基本であり、「全国民が賛成する案を考える」なんて御伽噺のような意見を鵜呑みにしてはなりません。現実を直視し、常に改善していく。それが人類の歴史であり、「新しいことは何でも反対する」今の風潮がおかしいのです。これは精神的な引きこもりであって、大人がすることではありません。現実を直視できる大人になれか否か、それもまた大阪都構想の隠れたテーマだといえるでしょう。
 今回は大阪都構想について書きました。正直にいえば、「まだその程度しか話が進んでいないか」と思いました。日本は既得権益者の引きこもりが酷すぎて、物事が前に進みません。また、既得権益者の言葉を鵜呑みにして、もしくは利権がらみで報道する傾向が強すぎます。戦後70年近く、何もしてこなかったといえるでしょう。日本人として非常に情けないと感じてなりません。もっと、論理的に考えられる進行の速さ(内容の深さ)を私は望みます。おそらく、日本人の大半は、「何もやらない」と認識していると思います。ですが、「何も変わらない」と何も考えない日本国民もまた「何もしない人」です。ですから、私たち国民がこういったニュースを真面目に考えないとならないと私は思います。
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テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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