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ニュースを分析第11回 ー 民主主義は時間とお金がかかるというのは本当?

 ニュースを見ていると頻繁に、日本政府の動きが遅い理由として「民主主義は時間とお金がかかる」といっています。しかしながら、論理的に考えるとそれはおかしいです。今回はその誤解もしくは迷信を話題にします。
 民主主義は独裁体制とは違い、話し合いという過程があるため時間とお金がかかるといわれています。確かに独裁と比べると、目につく時間とお金はかかりますが、それは極論であり、必ずしも、民主主義そのものが時間とお金の浪費を意味しているのではありません。
 そもそも民主主義とは、権力者の構成が、貴族といった特定の集団ではなく、国民全員であるという意味の言葉です。従って、時間とお金が浪費される事とイコールで結ばれていません。それは企業の実例を見ればわかります。
 企業は国民が権力者という点において、民主主義の定義と一致しています。その企業は、お金と時間を無駄に浪費するでしょうか?答えは否です。無駄なコストは削減しながらも、お客様を満足させるために商品やサービスの質を高め続けます。従って、民主主義だから時間とお金がかかるというのはただの迷信であり思考停止です。
 現状を見るに、残念ながら日本は国民全体として、民主主義というものが理解されていなかったと思います。というのも、誰も国家システムの処理効率と費用(コスト)を気にしないからです。封建社会と同様に、「お上が何とかしてくれるさ」と、自分とは関係がないものとして傍観しています。
 民主主義において、主役が何も考えないとどうなるのかは非を見るより明らかです。既得権益者による貴族政治が行われる結果になります。それが今の日本の現状です。つまり日本は本当の意味で民主主義国家ではなく、貴族が統治する封建社会と同じなのです。
 日本人は選挙で選ばれた人を貴族としてとらえています。しかしながら、民主主義国家において貴族は存在しません。ただ単に、コミュニケーションコストを下げるための措置にしかすぎず、「代表者」であります。
 わかりやすいように、日本の人口が100人とします。この時、民主主義だからといって、何でも全員が話し合うと100*99=9900の接点が必要となり、コストが高くなりすぎます。そこで、代表者を選ぶというのが民主主義のシステムです。代表者を10人とすると、(10*9)*2=180(※グループごとの接点と最終グループ全体の接点)とコストが劇的に減少します。この点においても、民主主義はコストをへらすためのものであり、コストが増えて当然だと考えている日本の常識はおかしいです。
 最後にまとめると、民主主義だから時間とお金がかかるというのは迷信であり、思考停止を意味しています。国家システムにおいて、階級は存在せず、他の国民に対してサービスをするのが本来の姿です。従って、コスト削減サービス向上をするのが本当の民主主義国家です。従って、国民が思考停止している現在の日本が苦境に陥っているのは当然の結果です。
 ただし日本は、70年ほど思考停止していたので民主主義の具体的なシステムが貧弱です。他国の場合は、国民の識字率などの問題があり、やはり不完全ですが、国民のやる気があります。主役である国民のやる気がなくて、民主主義が実現されていない日本とは性質が違います。日本は国民が思考停止を止め、普通に考えればいくらでもよくなります。改善できるのにやらないほど勿体ないものはありません。お上任せの無責任かつ怠惰な態度は改め、ちゃんと国の事を考えましょう。主役が思考停止していれば国が亡ぶのは自明です。滅ぶ前に考えましょう。
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テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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