スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ニュースを分析第13回 ー 大阪市出直し選挙で考える議会解散権

 ここ最近、大阪市出直し選挙で「議会を解散すればいい」という意見を目にするので調べてみました。その結果、無責任かついい加減な事を言うなと呆れたので今回の話題として取り上げることにしました。この事柄について考えると、日本の報道の惨状がわかります。
 報道を見ていると、「橋下市長は議会を解散すればいいのだから今回の選挙は無駄だ」と主張することが多くなりました。この報道には、論理的な抜けが多すぎると思いました。そもそも議会の解散権を持っているのは、橋下市長ではなく有権者です。
 地方自治法を読んでみると、有権者が議会の解散権を持つと明記しています。従って、もし橋下市長が議会の解散を有権者に呼び掛けたらまたいつものように「独裁者」呼ばわりするのが目に見えています。前から不思議に思っていたのですが、マスメディアは意見を言う人を「独裁者」といいつつ、民主主義にしたがって国民の声を聞くといえば「判断できない人」だとか「無駄な行為」と報道します。これは明らかにダブルスタンダードです。とにかく悪口を言いたいだけだと感じてしまいます。
 今度の件に関しても、議会の解散を行う本当の主役は有権者であって、「大阪都構想の案の提出にいつまでかかっているのか」と時間とお金の無駄を叫ぶのは大阪市民であるべきです。何故ならば、そのために選んだ議会の仕事が遅いのですから、橋下市長が言うまでもなく、市民が怒るのが本来の姿です。しかしながら、残念なことに、大阪市民は税金の無駄を意識していません。ただ、日本国民全員が、そういったシステムの効率とコストを考えないので、大阪市民だけを批判することはできません。国民全体が無駄を見過ごす体質なのです。そして、それを報道するのが本来のマスメディアの役割です。
 しかしながら、日本は現実問題として、民主主義の理解が不足しています。また、マスメディアも何でもワイドショー化し、誰かの悪口だけ言っていればいいという態度をとることが多いです。それを購読している消費者もまた国民であり、それもまた当然の結果です。良い報道マンが無関心さによって淘汰されてしまったのでしょう。さらに悪いことに、既得権益だけが敏感で、色々な手法で既得権益を確保と維持をしている状態ですから、結果として封建社会の貴族政治と同様になっています。そういったことから、橋下市長ができる手段としては、自身が辞職して、自分の事に無関心な市民に呼びかけるしかありません。
 この一連のニュースから私は考えるに、自分の事を他人任せにし、機能していないシステムを放置し、誰かの悪口を言うだけに終始している幼稚さが問題の本質です。選挙をするお金が無駄だという前に、機能していないシステムの費用は無駄だというふうに考えるべきです。そういったちょっと先の考えすらない目先のワイドショーを追いかけてきた結果、社会システムはまともに機能せず、既得権益者だけが幸せになる状態になってしまっています。解散権にしても、自分たち有権者が持っていることを意識し、誰かに言われずとも自分の頭で行使するという姿勢が大事だと思えてなりません。かくいう私も、解散権について普段意識していませんでした。もっと勉強せねばならないなと思いました。そして、システムを使用する人が無関心な場合、どうすればシステムが機能するのか、これは非常に興味深い題材だと思いました。
スポンサーサイト

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

インドリ

Author:インドリ
みなさん、はじめまして、
コンニチハ。

ボクは、無限の夢(infinity dream)を持つネタ好きな虹色の鳥インドリ(in dre)です。
色々な情報処理技術を啄ばむから楽しみにしてね。

http://twitter.com/indori
は別人による嫌がらせ行為です。
私とは関係ないので注意して下さい。
次はなりすましブログなどをするかもしれませんが、ここ以外でブログをするつもりがないので、ここ以外にインドリのブログがあったとしても無視してください。


何度言っても分からない人がいるので、ここにコメント欄へ書き込むときの注意事項を書きます。


一、社会人としてのマナーをわきまえましょう。
一、妄想に基づく書き込みを止めてください。
一、暴言の類は書かないで下さい。
一、某誹謗中傷サイトの書き込みは彼らの妄想に基づく書き込みですから無視して、ここへ書き込まないで下さい。
一、コメント書く前に他のコメントよく読んでから行って下さい。
一、言いがかかり等の行為を禁止します。
一、その他常識的に考えて迷惑なコメントはしないで下さい。


以上のルールを守れない人のコメントは削除します。



利用上の注意
ここに紹介してある文章およびプログラムコードは正確であるように心がけておりますが、内容を保証するものではありません。当サイトの内容によって生じた損害については、一切の責任を負いませんので御了承ください。


執筆したCodeZineの記事


【VB.NETで仮想CPUを作ろう】

  1. VB.NETで仮想CPUを作ろう
  2. レジスタの実装
  3. 仮想CPUのGUI化
  4. テストドライバの改良
  5. CPUの基礎動作の実装
  6. MOV命令の実装
  7. ADD命令実装
  8. SUB命令実装
  9. INC命令&DEC命令の実装と命令長
  10. MLU命令の実装とModR/Mについて
  11. DIV命令の実装とイベント設計について
  12. 機械語駆動式 関数電卓を作ろう!
  13. 機械語駆動式 関数電卓を作ろう! 解答編(前半)
  14. 機械語駆動式 関数電卓を作ろう! 解答編(後半)


【仮想ネットワーク実装でTCP/IPを学ぼう】
  1. TCP/IPの基礎と勘所
  2. ネットワークアクセス層の勘所
  3. インターネット層の勘所
  4. トランスポート層の勘所
  5. アプリケーション層の勘所
  6. セキュリティの基礎と仮想ネットワークの仕様
  7. GDI+と独自プロトコルの定義



【並列化】
インテル Parallel Studioを使って並列化プログラミングを試してみた
並列プログラミングの効率的なデバッグを実現する「Parallel Inspector」


【TBBシリーズ】
  1. インテル スレッディング・ビルディング・ブロックの概要
  2. インテルTBBから学ぶループの並列化
  3. スレッドセーフとインテルTBBのコンテナ
  4. インテルTBBのスレッドクラス


【OpenMPシリーズ】
  1. OpenMPの基礎構文
  2. OpenMPの実行時ライブラリと並列ループ
  3. OpenMPのメモリモデルとfork- joinモデル

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリ
Ada (9)
COBOL (5)
C (9)
C++ (11)
C# (370)
D (25)
Java (8)
Perl (1)
Ruby (14)
PHP (2)
Boo (2)
Cobra (2)
LISP (6)
F# (33)
HTML (0)
XHTML (0)
CSS (0)
XML (0)
XSLT (0)
Scala (4)
WPF (0)
WF (2)
WCF (0)
LINQ (4)
MONO (5)
Linux (0)
MySQL (0)
ブログ内検索
リンク
最近のトラックバック
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。