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C#ライブラリリファレンス - 情報を保存するためにファイルを作成する

概要
 C#を使用すれば、ファイルを容易に作成できます。ファイルの作成方法は二つあります。Openメソッドを使用する方法と、OpenメソッドのラッパーであるCreateメソッドを使用方法です。Createメソッドは簡単に呼び出せますが、何も指定できません。細かく指定したい場合はOpenメソッドを使用します。

日常でたとえると
 あの先生がノートを開いてといったら、板書することも意味するよ。

使用に適した状況
 ファイルは記録したい情報がある場合に使用します。

サンプル

/*----------------------------------------------------
 * 
 *  ファイルの作成
 *  
 ----------------------------------------------------*/
using System;
using System.IO;

class Sample
{
    static void Main( )
    {
        //簡単な方法。
        //共有方法を指定していないので削除できない。
        Action<FileInfo> create =
            ( FileInfo file ) => file.Create();
        Test( "CreateMethod.txt", create );

        //細かく制御できる。
        Action<FileInfo> open =
            ( FileInfo file ) =>
            file.Open(
                FileMode.CreateNew, //新しく作成
                FileAccess.ReadWrite, //読み書きする
                FileShare.Delete //削除を許可する
                );
        Test( "OpenMethod.txt", open );
    }

    //ファイルの作成と削除を行う。
    static void Test( string name, Action<FileInfo> CreateFile )
    {
        Console.WriteLine(
            "ファイルの作成と削除のテスト・・・" );
        FileInfo file = new FileInfo( name );

        //既に存在するかチェック。
        if ( file.Exists ) {
            Console.WriteLine(
                "{0}は既に存在します。",
                file.Name );
            Console.WriteLine();
            return;
        }

        //作成して削除。
        CreateFile( file );
        Console.WriteLine(
            "{0}を作成しました",
            file.Name );
        try {
            file.Delete();
            Console.WriteLine(
                "{0}を削除しました",
                file.Name );
        } catch ( IOException ) {
            Console.WriteLine(
                "削除時に例外が発生しました。" );
        }
        Console.WriteLine();
    }
}


名前空間
 FileInfoクラスは、System.IO名前空間に属します。

解説
 ファイルとは、情報の単位です。PCで稼働しているとき、メモリ内に様々な情報が作成されますが、PCの電源を切ったら消えてしまいます。消えては困る情報は、メモリ内ではなく、HDDなどの外部記憶装置に保存します。
 本来情報の単位であるファイルですが、プログラミングでは一種のオブジェクトだと考えて扱います。そのファイルオブジェクトは、読み書きするために開き、作業が終了したら閉じます。作成する場合も「開く」というのは違和感があるでしょうが、OSが「用意する」と考えてください。
 C#でファイルを扱いたい場合、FileInfoクラスを使用します。FileInfoクラスのCreateメソッドを使用すれば、ファイルを簡単に作成できます。しかし、これはOpenメソッドのパラメーターを設定した、ラッパーメソッドです。動作、許可する行為(読み/書き)、共有方法の3つのパラメーターを指定し、細かくファイルを制御したい場合、Openメソッドを使用しましょう。  FileModeで指定する動作は開く方法で、値ははすでに同じ名前のファイルが存在しているときにどうするのかが違います。例えば、CreateNewを指定すると、同じ名前が存在していたら例外が発生します。この値を指定すると、同じ名前のファイルが原因のトラブルを未然に防げます。
 FileAccessで指定する許可する行為は、読み書きの有無です。変更してはいけないファイルに対する書き込みを防いだりできます。このパラメーターは、プログラミングのミスを防ぎますし、セキュリティ的な観点から言っても重要です。
 FileShareで指定する共有の設定は、複数のプログラムがそのファイルを開く時、どのように対応するのかを表しています。PCで複数のアプリケーションを起動するのはよくあることですし、今は並列処理時代です。一度に複数のプログラムからアクセスされることはよくあり、非常に役立ちます。例えば、ファイルにデータを書き込む際に、共有を拒否すると混乱を防げます。もし、読み書き全てができてしまうと、そのファイルのデータは滅茶苦茶になってしまうでしょう。
 以上の事から、C#ではOpenメソッドを使用する習慣を身に着けておくことをお勧めします。
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テーマ : プログラミング
ジャンル : コンピュータ

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