C#をつつく5ー制御構造。ズバッと判定
もしもあの時に戻れたら、あのケースにはこうしよう・・・
こんピヨ。登場の仕方を変えてみたインドリだよ。今回は制御構造を一緒に学ぼう。
冒頭に書いたけどもプログラムも判断が必要な時があるんだ。 だからC#にもif文とswitch文が存在するんだ。 じゃあさっそくプログラムを見てみよう。
using System;
class Program
{
static void Main( string[ ] args ) {
for( int i = 0; i < 10; i++ ) {
if ( ( i % 2) == 0 ) //i割る2のあまりは0か?
{
Console.WriteLine( "{0}は偶数です。", i );
} else {
Console.WriteLine( "{0}は奇数です。", i );
}
}
}
}
どう?見ての通りif文は何かを判定して、その結果で実行するプログラムを変える文なんだ。
単純だけどプログラムに必要不可欠な要素だからしっかりマスターしよう。次はswitch文を見てみよう。
using System;
class Program
{
static void Main( string[ ] args ) {
Console.WriteLine(
"yesかnoを入力してから、Enterキーを押してください。");
string str = Console.ReadLine();
switch ( str ) {
case "yes":
Console.WriteLine( "Yes Yes Yes。" );
break;
case "no":
Console.WriteLine( "それは残念。" );
break;
default:
Console.WriteLine( "yesかnoって言ったのに・・・");
break;
}
}
}
この文は指定した変数の値を判定する文なんだ。if文でも同じことが出来るから好みの問題となるよ。
今回はあまり面白みがないので面白いことをひとつ教えるよ。
実はこのswitch文caseの部分順番は制限されていないんだ。だからこんなことも出来る。
using System;
class Program
{
static void Main( string[ ] args ) {
Console.WriteLine(
"yesかnoを入力してから、Enterキーを押してください。");
string str = Console.ReadLine();
switch ( str ) {
default:
Console.WriteLine( "yesかnoって言ったのに・・・");
break;
case "no":
Console.WriteLine( "それは残念。" );
break;
case "yes":
Console.WriteLine( "Yes Yes Yes。" );
break;
}
}
}
実行してみて、ちゃんと実行できるはずだよ。なんか面白いよね。でも汚いから実際の開発で書いたら嫌われるぞ。注意してね。
ちょっと短いけど今回はこれでおしまい。