C++/CLIをつつく2ー変数。人間中身が大事。
まずは簡単な定数を説明するピね。
※C++経験者の方もC++/CLIは構文が違うから注意してね。
定数とは名前をつけた値なんだ。 で、こちらが実際の定数のコーディング例。
#include "stdafx.h"
using namespace System;
namespace Test {
ref class Program {
public :
//型名にハット記号「^」があることに注意!
static String^ Name = "インドリ";
};
}
int main(array ^args)
{
Console::WriteLine( "hello " + Test::Program::Name );
return 0;
}
この短い例を見た人は、こんなの直接書けばいいじゃんと思うだろうけど、
実際の開発現場でこのname定数が数百箇所使われているを想像してごらん。
「インドリ」から後で「ドリィちゃん」に変える時ものすごく面倒なんだ。
だけど定数で定義しておけば、一箇所修正するだけで同時に何箇所も変更できる便利なものなんだ。ピョッと、忘れそうだったけど型名にハット記号「^」は必ずいるんだ。これ重要だから忘れないで。 C++/CLIは多才だからネイティブなC++アプリケーションと混在できてしまうから、 このString型がCLIの型でオブジェクトの生成/消滅をCLIのGCに任せる事を明示しなくちゃならないんだ。C++君は大変だね。このコンパイラ作っている人凄いピヨね。
次は変数について説明するよ。変数とは変化する数の事なんだ。で、数とはコンピューターでは全てだと思ってくれればいいよ。では早速実際の例を見てみよう。
#include "stdafx.h"
using namespace System;
int main(array ^args) {
int num = 0;
Console::WriteLine( num );
num = num + 1;
Console::WriteLine( num );
num = num + 1;
Console::WriteLine( num );
num = num + 1;
Console::WriteLine( num + "~~~~~~~~~~~" );
return 0;
}
実行すれば一目瞭然変数numは変化しているね。これが変数なんだ。この変数がないとプログラムが組めないと言っても過言ではないよ。
まだしっくりこない人もいるかもしれないけど、あとはプログラミングの数をこなせば自然と身につくよ。
では今回はおしまい♪