プログラミングをつつく3-ジャンプ、プログラムを翔る鳥。
インドリ「ピエピエ、ドリィちゃん。昨日プログラムは順番に動くって聞いたけど、全てのプログラミングが順番どおりだったら不便じゃない?」
ドリィちゃん「なかなかいい所に気付いたわね。じゃあ、どういう風に不便だと思う?」
インドリ「色々な処理をボク考えてみたピヨ。すると、全てが一本調子だったら、同じプログラムを何回も書かなければならないし、実現できない事があると思ったピヨォ。」
ドリィちゃん「へぇ、いいセンスしているわね❤ところで、出来ない処理って?」
インドリ「あのね、ドリィちゃんがPCを使ってお手紙を書いているのを見て、これってどうやって順番にプログラムを書くのか不思議だったんだ。だって、よく考えてみればドリィちゃんは毎回違う順番でお手紙をかくからね♪」
ドリィちゃん「(見て気付くとはこの鳥只者じゃないわ)偉い!よくわかったわね。」
インドリ「うん。ドリィちゃんって、お手紙書くとき、いきなり電卓を使ったり、本を読んだり、怒ったり、色々するピヨね♪」
ドリィちゃん「・・・そこまで私の事観察しないで。それはそうと、常に順番どおりプログラムをかけないと言うのは本当よ。そこでプログラミングには究極の裏技ジャンプがあります。」
インドリ「ジャンプ?飛ぶの?ワクワクするピヨ♪」
ドリィちゃん「それはねぇ、ひとまず擬似プログラムを見ればわかるわ。」
開始地点: ジャンプ 挨拶 挨拶: 画面出力(”Hello World!”) ジャンプ 挨拶3 挨拶2: 画面出力(”終わりだよ”) ジャンプ 終了 挨拶3: 画面出力(”こんにちわ。インドリ。”) ジャンプ 挨拶2 終了:
ドリィちゃん「さあ、どうなるでしょう?」
インドリ「うーん、難しいピヨ・・・えっと、ジャンプって事はそこへ飛ぶんだよね?という事は・・・」
Hello World!
こんにちわ。インドリ。
終わりだよ
インドリ「って出力されるの?」
ドリィちゃん「正解よ!プログラムでは場所に名前をつけて、そこへジャンプする事が出来るわ:(コロン記号)がついているのが名前で、そこは実行されないわ。もちろんこれは擬似プログラミングでのお話しよ。普通のプログラム言語はまた違う風に表現するわ。」
インドリ「う~ん。でもこれって今一ありがたみが分からないピヨォ。」
ドリィちゃん「確かにそうね・・・このジャンプ凄さは他の要素があってのものだから、他の要素も覚えたら分かるわ。」
インドリ「うん♪分かったピヨ♪」
【今回のまとめ】
プログラムの基本的な動きは順番ですが、場所に名前をつけてそこへジャンプする事が出来ます。こうする事により色々な利点が生まれます。その利点は、他の要素も同時に使った時発揮されますので、ひとまずジャンプの概念があるとだけ覚えてください。
インドリ「今回はこれでお終いピヨ♪次回もお楽しみに♪」