書籍をつつく120-コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル。最強のバイブル。
コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル(IT Architect' Archiveクラシックモダン・コンピューティング6) (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)
この本を何と形容すればいいのだろう?とにかく最強の本だとボクは思う。
先ずは目次を見てみよう♪
【目次】
目次 はじめに I. プログラミング概念入門 1. 一般的計算モデル 2. 宣言的計算モデル 3. 宣言的プログラミング技法 4. 宣言的並列性 5. メッセージ伝達並列性 6. 明示的状態 7. オブジェクト指向プログラミング 8. 状態共有並列性 9. 関係プログラミング II. 特殊化された計算モデル 10. グラフィカルユーザインタフェースプログラミング 11. 分散プログラミング 12. 制約プログラミング III. 意味 13. 言語意味 IV. 付録 A. Mozartシステム開発環境 B. 基本データ型 C. 言語構文 D. 一般的計算モデル 参考文献 索引
この本はマルチパラダイム言語OZの処理系Mozartプログラミングシステム を介してプログラミング言語の本質を解き明かす本ピヨ♪この本を読めば、 ほぼ全てのプログラミング言語の要素を体験する事が出来るピヨ♪
ボクはプログラミングの真髄を知りたくて、沢山のプログラミング言語を無差別につついたピヨ。C、C++、C++/CLI、D、C#、VB、Java、Ruby、Perl、Python、PHP、Scala、OCaml、Haskell、Prolog、SQL、なでしこ、FORTRAN、COBOL、Ada、StandardML、Scheme、・・・(省略)さらに、コンパイラの学習もして自分でプログラム言語も作ってみた。だけど、何かが腑に落ちなかったピヨォ。何と表現していいものか分からないけど、もやもやした気分だったピヨ。
だけどこの本を読んだら頭がすっきり爽快になったピヨッ♪どうやら、ボクが違和感を感じていたのは、各言語の機能がまとまりを欠いていたからみたいだ。その知識の断片がOZとこの本をを通じて繋がっていく様はもう快感だったピヨッ♪こんなに興奮した本は久しぶりだッピヨ♫いくら褒めても足りないぐらいだ。この本を読まない人はかなりの損をしていると思うピヨ♪
この本を読むべき人は プログラミングに関係する人全員ピヨ。プログラマは勿論の事、アーキテクトやSE達もプログラミングの本質を理解するために絶対に読むべきピヨ。
これ程の良書はないと言っても過言ではないけども一つ注意しておく事があるピヨ。それは・・・ 関数型言語未経験者は解りづらいかもしれない事ピヨ。ボクは予め色々なプログム言語をつついていたからサクサク読めたけど、ちょっと関数型言語の要素が濃いとボクは感じたピヨ。だから、命令型言語しか触った事が無い人には辛いかもしれないピヨォ。だけどこれからの時代は、最早パラダイムなんて関係なくなって、主流の言語がマルチパラダイム化するとボクは思う。その時に備えて、プログラミングの本質をこの本に求めるといいピヨ♪
おっと、肝心な事を言い忘れるところだったピヨ。何故この様に沢山の言語要素を学習する必要があるのかというと、思考の柔軟性を高めて最新技術に対応する能力を身につけるためなんだ。IT業界は日進月歩で技術革新があるといわれていて、確かにプログラム言語のバージョンは直ぐに上がるし、色々な技術が発表されるピヨ。
だけど、一つの言語に縛られない知識を持つ事により、如何なる変化にも対応できるようになるピヨ♪不景気に勝つ本物の力を身に付けるために是非この本を読もう♪そしてみんなでプログラミングをもっと楽しもう♪
ボクは一度この本を読んだけどもまた読もうと思う。10回は確実に楽しみながら読める本だからね♪