ネタつつき48-主義/思想の大切さ
そうだ!今回は主義や思想の大切さについて書きます♪
皆様は主義や思想を学んでいるでしょうか?私がであった人達は、思想や主義を重要視せずに、知識や理論ばかりに目を向ける人が多く居ました。特にこの業界に入って年数が浅い人はそうでした。彼ら/彼女らが言うには「根性論や精神論は役に立たない」だそうです。しかし私に言わせれば、データ(知識や理論)だけでは役に立たないと考えております。
それは何故かと申しますと、こういった事は本やWebを読めばいいだけの話しだからです。データ(知識)は使ってナンボですから、暗記していても仕方がありません。そんな暗記頼りに生きると情報産業はデータの変化が激しいので、暗記では効率が悪い上に成果を挙げられないからです。データは脳にためても何の効果もありません。使わなければ意味が無いのです。
それでは、どうやって使うのかという問題について検討します。脳に保存したデータを有効利用するには、やはり経験者の脳の使い方を覚えるのが一番です。経験者やハッカーと呼ばれる開発者達は非常に素晴らしい生産効率を持ち、それと同時に非常に素晴らしい独創性も持ちます。そんな彼ら/彼女らになる方法は、データ(知識)を溜め込む事でしょうか?私はそうは思いません。あの方たちは脳の使い方がいいのです。
あまりピンと来ない人のために例えを挙げます。ここでは、人間をデーターベースを使用するアプリケーションだと仮定します。このアプリケーション「人間」にデータ(知識など)をひたすら登録したらこのアプリケーションは役に立つでしょうか?私は役に立たないと考えます。データ量がいくら多くともまともに動作しなければ使い物になりません。アプリケーションは動作が命なのではないでしょうか?
これでお分かりになったと思いますが、人間もそれと同じです。何を覚えるのかではなく何を成すのかが肝心なのです。無駄なデータを人間が暗記する必要はありません。PCに保存しておきましょう。人間の暗記力をいくら高めてもPCには勝てません。それならば、データを有効利用する術を身につけましょう。その方法が達人の主義・思想をまねて修得する事なのです。
先輩の主義・思想を見聞きし、本やWeb上の情報を読む際に主義・思想をそこから汲み取りましょう。そうすれば、日進月歩の情報処理技術も怖くありません。主義・思想さえ身につけていれば、データなんて自然と湧いて出てきますし、直ぐに理解できるようになります。日進月歩に生まれて消えるデータに注目せずに、そのデータを生み出す主義・思想をマスターしましょう。