中の人の徒然草302
昨日集合論を復習していて、ふと感じました。
「集合理論って情報処理技術ぽっくねぇ?」
例えば、順序数と数列集合の話しはとってもプログラミングチックです♪
積集合の話題である「Aの濃度はP(A)の濃度と等しくない」なんて正しく関数プログラミングの世界。
それとか、空集合φの扱い方なんかnull値の扱いと似ています。
おそらく、そういった概念が情報処理技術の構築に役立っているのだろうと考えると、先人の偉大さをひしひしと感じます。
カントールが集合論を考えたのは1870年代だから、100年以上前にあのような高度な境地に達していたわけですね。
「数学には言葉と論理しかいらない。数学の本質はその自由性にある。」by カントール
天才は凄すぎます!これって、情報処理技術に置き換えたらぴったりです。
情報処理技術の世界は基本的に言葉と論理しかいらない世界で、インターネットの様に現実のありようさえ変化させてしまいます。
そうした自由性により、人は想像の羽で抽象的な世界へ飛び立ち、具象をも変化させてしまうのです♪
これは私が目指すものと同じです。私がオリジナルのプログラミング言語やOSなどを作りたい理由も自由の羽が欲しいからです。
現在のプログラミング言語はまだまだ窮屈です。私が考える様々な事を表現できません。
それを解消するには自分でプログラミング言語を作るしかありません。
さらに、既存のOSもまだ窮屈です。だから自分のOSを作り、自由を満喫したい。
それでも飽き足らず、もっと情報処理技術を拡張したい。
そんな内から湧き上がる欲求と情熱が私を支えています。
来年も情報処理技術を探求します。嗚呼、なんて幸せなんだろう。