ニュースを分析27回 - 大阪都構想報道でわかる日本のマスメディアの矛盾
大阪都構想というのは、一言でいうと「税金を浪費する現在の仕組みを変えよう」という大変単純かつ正しいものです。橋下市長は弁護士でも食べていけるので、詐欺的にもしくは乞食のように大阪府民および日本国民からお金を取るのは嫌なのでしょう。それ故に「浪費をしないようにしよう」という単純かつ正しいことが実査されるよう頑張りました。
戦前から日本を悪い方向へ持っていくのが日本のマスメディアです。今回もその真価を発揮し、「7年で何かを決めるのは独裁者だ」(普通の会社ならば1か月もあれば決まることだが。おいしい思いをしている人は止めるわけがない。)「ヒットラーと同じだ」(議会で7年も審議しているのに?)「従軍慰安婦を正当化している」(主語が当時の人々なのを理解していない。日本語がわかっていないようだ。)、「橋下氏は敵を作る」(一体に何を言っているんだ?作っているのはマスメディアと、既得権益者と目立ちたい人なのだが・・・。ただし、橋下氏の喧嘩を買う態度にも問題はある。)、「橋下氏の血は汚い」(明らかに差別発言で許されないことだが責任を取っていない)・・・などと「単純な大阪都構想の内容」よりも「橋下氏の悪口」を書くことに7年もの間必死になりました。その結果、その報道を信じ人々が「橋下さんがヒットラーならば賛成できない・・・」と反対票を入れました。そして、単純かつ正しい大阪都構想は否決され、今まで通り既得権益者に全国民(大阪の赤字を支える地方交付税は国税)が搾取される時代に戻りました。
その後、悪口を言う相手をなくしたマスメディアは、自分たちの報道を信じた反対票を閉じた老人の悪口を言い出しました。「無料バス券で大阪の未来を潰した」「大阪都になったら手続きが面倒という理由で反対した」「大阪都構想を知らないからといって反対した」・・・。
ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん。橋下さんはヒットラーちゃいますの?
自分たちは日本語の主語を理解しなかったり、簡単な大阪都構想を理解しようともしなかったり、ヒットラーなどと罵倒しておいて、今度はその報道を信じた人を罵倒するのですか?本当に悪口され言えればいいのでしょうね・・・
それにしても日本のマスメディアはおかしいです。彼らが言う報道の自由とか報道の正義とか真理の報道などというものは何なのでしょうか?戦前から改善されないその態度に疑問を覚えます。多くの人を死に導いて反省がないその態度から思うに、彼らの言う自由とは「無責任に日本および日本人を傷つける自由」のようです。また、「真実の報道」とは、「自分たちが真実を作る」であり、「報道の正義」とはマスメディア業界以外の人間は全て悪口を言う事のようです。
一つ明らかなのは、マスメディアを信じている人はやめた方がいいということです。何故ならば、信じたら悪口を書かれるのですから・・・いった彼らは、どういった論理の下、こんなことをして日本を破壊し、多くの人を傷つけているのでしょうか?戦前から世間を騒がせているマスメディアの謝罪会見を聞きたいものですね。